今回はリスクが少ないといわれている脂肪再生豊胸でも失敗している事例がありましたので、紹介していきたいと思います。
脂肪注入豊胸とは
まず初めに、脂肪注入豊胸について説明していきます。豊胸について詳しくない方は聞きなれない言葉だと思いますが、その名の通り胸に自分の脂肪を注入して胸を大きくする施術です。リスクが少ないと言われていているので近年人気の豊胸手術の一つです。
メリットは、自分の脂肪を注入するだけなのでメスを入れる必要が無いことです。そのためシリコンバック豊胸のような切開が必要な施術と比べて、傷跡が目立たなくなります。また、アレルギー反応が出にくく、脂肪吸引も出来るので痩身効果もあります。
デメリットは、取る脂肪が無い方は施術が行えないこと、また、1回での大幅なバストアップは難しいので大幅なサイズアップを希望の方は何度も施術する必要があります。
脂肪注入豊胸の失敗
脂肪注入豊胸で起きたトラブルについて紹介していきます。
しこり
しこりの原因は、脂肪注入豊胸をした際に不純物や壊死してしまった脂肪の細胞が使われている脂肪の細胞に混合してしまうことが原因です。そのため、胸を触った際に少し硬く感じるようになります。
脂肪注入豊胸は、このしこりの発生率が多いので、胸をこまめにチェックしてください。また、しこりを放置しておくと石灰化や瘢痕化してしまいます。少しでも胸に違和感を感じたら悪化する前に、かかりつけの医師に相談してください。
石灰化
化石化とは、主にしこりを放置した際に起こる現象です。被膜の周りで炎症が起こり、体液中のカルシウムが被膜の周りに集まっている状態です。しこりよりも硬く胸が石の様な硬さになってしまう症状です。
化石化になってしまった場合は、切除して取り除かないといけません。
瘢痕化
瘢痕化とは、化石化と同様で、主にしこりを放置した際に起こる現象です。瘢痕化は、触り心地が固いだけではなく、炎症して、バストの見た目も歪になってしまう場合もあります。石灰化と同様、瘢痕化になってしまった場合は、切除して取り除かないといけません。
最後に
いかがだったでしょうか、近年人気のある脂肪注入豊胸でも、トラブルはあります、脂肪注入豊胸の場合、胸のこまめなチェックで悪化する前に症状を抑えることが出来るのではないでしょうか。
参考：THE CLINIC 豊胸手術の失敗15例を実際の画像で解説します
