子どもがいない頃のわたしは「加湿器」を必要だと思うことがなかった。

 

それは、わたしの実家が隙間風ぴゅうぴゅうのボロ屋で、エアコンがなく、「加湿」という概念がなかったことや、薄着でも風邪ひとつ引かない健康体だったことも影響しているかもしれない爆  笑

 

しかし、子どもが生まれてから状況は変わった。

 

わが家は比較的温暖な地域に住んでいるので、子どもの防寒を気にし始めたのは、5月に息子が誕生してから半年後の、11月頃である。

 

当時のわたしは息子の就寝環境について悩んでいた。

現代は子育ての情報が溢れているので、寝るとき寒すぎはダメだとか、温めすぎると乳幼児突然死症候群の可能性が高まるとか、一体何を信じればいいねん!という感じであった。

 

そのとき、たまたま行った耳鼻科の先生にこう言われたのだ。

「子どもの風邪の予防にはとにかく加湿だよ~。気をつけてね。」

 

余談だが、わたしはこの耳鼻科の先生にかなり信頼をおいていたので、先生のアドバイスをすぐに受け入れることにした指差し根が単純なところが長所です。

 

加湿器に興味がなかったわたしだが、実は当時我が家には空気清浄機兼加湿器があった。

それは当時旦那の姉からもらったもので、結構いいお値段のするものであった。

↓こんな感じの。

 
 
 

 

しかし、こういった空気清浄機には(個人的に)致命的な欠点がある。

それは…手入れが非常にめんどくさいことだ。

基本的に水を貯めるところがぬるぬるしてきて変なにおいがしてくるのでその都度洗うのだが、その頻度が結構高い。(だいたい2週間くらい?)

 

それならしばらくほおっておけばいいじゃーんという感じなのだが、そうすると臭いに自分が耐えられない。(わたしは無駄に鼻がいいのだ。)

 

結果として、手入れが面倒なので加湿器を使わなくなるという状況が訪れた。

でも加湿したい。自分だけならいいけれど、息子に関わるなら課金したい親心…。

 

そんな状況を打開してくれた加湿器がこちらである。

 

 

この加湿器の推しポイントはただ1つ。手入れがめちゃくちゃ簡単なことであるうさぎのぬいぐるみ

使い方は基本的に電気ポットと同じで、水を入れていてもぬるぬるが出てこない。

 

そのうちカルキの白っぽいのはでてくるが、それはクエン酸を入れて「クエン酸洗浄」ボタンをポチっと押せば解決する。

(それでもカルキの白っぽいのは残るが、ぬるぬると臭さに比べればずっとましである。)

 

デメリットとしては、加湿するときの音がだいぶうるさいことと、子どもがいる場合には、吹き出し口に手を当てると火傷をしてしまいかねないので、置き場所に注意は必要である。

 

ただ、デメリットを上回る圧倒的お手入れの楽さがあるので、加湿器を検討中の方は、ぜひ騙されたと思って購入してみて欲しい。

 

ちなみに…加湿したことで息子の風邪が減っているのかはだいぶ謎である。

相変わらず2週間に1回は小児科or耳鼻科に行っている気がするよ?泣き笑い