最近すっかり<出産・育児>のジャンルを逸脱している
momoblogでございます。

大阪のどこが好きってねぇ・・

コトバとリズムとスピード

親の生まれも育ちも東京。
私も生まれは東京、途中転勤で山梨に行ったけど
基本は東京。
東京より西に親戚はいないけど
(っていうよりみんな東京の人)
結婚した人は福岡の人。
「ぽ~ん」と大阪を飛び越えました。

私の大阪体験は

落語・漫才から始まりました

母が、「関西の漫才・落語が大好き」なんですよ。
子守唄代わりに(年齢が合わないか?)
「桂米朝」や「中田カフス・ボタン」
「コメディーNo.1」や「夢路いとし・喜味こいし」(敬称略)など
を聞いて育ちました。

そんな「関西の漫才」が好きな母は
「関西は嫌い」なのだから???です。
その理由は

せわしないから

だそうです。

「お笑い好き」の子供に成長し
一時、東京で日曜の夕方にやっていた「吉本新喜劇」を
食い入るように見ている子供でした。
放送をしなくなった時には

ちっきしょー、何で東京では続けて放送しないんだ!

と怒ったものです。

小学生の私は、誰とも漫才の話が出来るわけでもなく
悶々とした日々を送っていたわけですが
そこにあの漫才ブームの到来です。

うれしかったなぁ・・
毎日のように聞く事が出来る関西の言葉。

生きる喜びをかみしめたものです。
(、この辺りがもう、ちょっと変な子なんですが)

大学生になり、バイトをするようになると
バイト先にいろんな人がいます。
大阪ではないですが、金沢の子と友達になりました。
関西圏なので、共通の話題がお笑いの事になります。

ちょうど、ダウンタウンが東京で出始めた頃なんですが
誰も知らない。でも彼女は知っている。
それがうれしくってねぇ。飽きずにいろいろ聞いたものです。

その彼女と私があるバンドのことを好きになり
そのバンドが大阪でライブをすることになりました。

これは行くしかないだろう!大阪へ!いざ、大阪!

と戦国武将が敵国を攻めるように
初大阪となったわけです。

はじめてみる大阪は

見るもの・聞くものにリズムがあって
その場にいるだけで元気になれました。

(その時期、ちょっと疲れる事があって
友人は「元気になるように」って大阪行きを
提案してくれました)

なんか、なつかしいなぁ。帰ってきたんだなぁ

って気分にさせてくれました。
本当に初めての体験で、
こんなに楽な気分にさせてくれた場所に
はまらない訳がありません。
その後、15回ほど大阪に行く事になるのですが
一番の事件は

行く時毎回、志茂田景樹に逢う

これは本当に事件です。大阪行きの新幹線のホームや
改札で毎回だから。みんなその話を聞くとびっくりします。

その後、結婚したり子供が生まれたりと大阪に行く事は
なくなってしまいましたが、
大阪に住んでいた人と友達になりました。
大阪の話などをするにとどまる事になりますが
それでも話が出来るだけ幸せでした。
なんて思っていたら・・その後

生きているのがツライほどの目

に合い、心配した親が子供を預かってくれて
大阪に行くことができました。
そして、ちょっぴり元気になって帰ってきました。

私にとっての大阪は
命の恩人であり、生きる希望です。


ただ、町の中を歩いているだけでいいんです。
人気のスポットに行かなくてもいいんです。

大阪の地に今、私は立っている

と実感できればそれだけで

ご飯が三杯食べられます。

こんなに好きな大阪に今は行けないですが
子供がもう少し大きくなったら
大好きな

リリパットアーミーのお芝居

を見に、また大阪詣でをしようと思っています。

こんな私はちょっと変かしら?
でも

好きです!大阪

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上の写真は「水ナス」をイメージして
載せてみました。
今の私のイメージは

大阪=水ナスです。

だって美味しいんだもん、水ナス。

皆さんの大阪のお話も教えてください。
いろいろなところへお邪魔させていただきます。
(聞いたら我慢できなくて行きたくなるかも・・
その時、また景樹にあったらどうしよう・・)
要らぬ心配をしました。へへッ