だけどまた、
「結局、同じことの繰り返しになるんじゃないか」
そんな思いが頭をよぎる。
私は何度も何度も、その間を行ったり来たりしていた。
前向きな日もあった。
「もう一度ちゃんと向き合ってみよう」
そう思える日もあれば、
「やっぱり別れたほうがいいのかもしれない」
と決意しかける日もあった。
彼の立場になって考えようとする日もあった。
それでも、
「やっぱり合わないのかもしれない」
と思ってしまう日もあった。
そんな中で、また日常のLINEが始まった。
「おはよう」
「お疲れさま」
「今日はこんなことがあったよ」
何気ない内容ばかりだった。
彼にとっては、それも誠意だったんだと思う。
「関係を大切にしたい」
そんな気持ちの表れだったのだろう。
でも私は違った。
少し一人になりたかった。
考える時間が欲しかった。
だから返信したり、しなかったり。
既読だけつけて、そのまま閉じることもあった。
それでも彼は毎日LINEを送ってきた。
私はその通知を見るたびに思った。
「この人は本当に悪い人じゃない」
むしろ真面目で、優しい。
だけど。
「優しさと理解は同じじゃない」
「誠実さと相性も同じじゃない」
そんな言葉が、何度も胸の中に浮かんだ。
そうやって揺れ続けながら、
私は少しずつ、自分の答えに近づいていた。