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『ちょっとぐらいなら……大丈夫だって。
カレシから連絡が来たら……それまででいいから。』
そう言って、そっと掴まれた手は あったかくて…
ちょっとだけ……ちょっとぐらいなら、いいよね?
彼が来るまでの間……
そう言い聞かせるように、私は 彼に誘われるまま 歩き出していた。
彼と違うぬくもり……彼と違う匂い。
不覚にもドキドキしていた。
『ちょっと……!
ねぇ、あなた どこ行くの?』
その時、ガシッとすごい力で掴まれた左腕と、少し怒ったような声がした。
「えっ?……あ!」
『オタクも……誰の許可もらって人のカノジョ連れてこうとしてんの?!』
振り返ると、そこには私の腕をしっかり掴んだまま 明らかに怒ってる彼がいた。
「しょ……翔くん。」
私は居心地が悪くなって、チャラ男に掴まれていた右手をパッと離した。
『残念~! カレシさんのご登場??
じゃあ、俺はこれで。
またね~♪ カノジョ♡
今度またどっかで逢えたら、今度こそ付き合ってね!』
そう言うとチャラ男は、私に向かってウインクすると ヒラヒラと右手を振って去っていった。
『またどっかで……じゃねぇわ!
…ったく。なんだよ、アイツ!!』
チャラ男を見送りながら、めっちゃイライラしてる彼の横顔を不思議な気持ちで見ていた。
……翔くんもヤキモチ妬くんだ。。。
こんな時だと言うのに、不謹慎なコト思って、ちょっと嬉しくなった。
「遅かったね?
ちょっと待ちくたびれちゃったw」
やっと来てくれた彼に嬉しくてたまらなくて、私は思わず彼の右腕に自分の腕を絡ませた。
『あなたね~~……
ったく……何してんだよ!
待ちくたびれちゃった…じゃないでしょ?!
待ち合わせ場所、間違ってますよ?ここじゃなくて逆!!』
怒った顔、そのままでピシッと弾かれたオデコがちょっとだけ痛かった。
「えっ?!間違ってる??」
そう…私は指定された待ち合わせ場所とは反対の出口に居たようだ💦
私はちょっと甘えるように彼の胸にオデコを押し付けた。
『ほら、もう時間!!早く行かなきゃ開演時間、間に合わねぇぞ!!』
~end~
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はいは〜い✋
という訳で、
今日はすみれちゃん、大好きなあの人に会いに行ってきます💜✨
奇跡的に当たったプラチナチケットで、めちゃくちゃ久しぶりに彼に✨🥹
1人での参戦になります。
今日行ってる人、居るかなぁ〜?
居たらコメントかメッセージ下さいw
目印は紫の服です(笑)←めっちゃ居そうww