★★★

「あんたが犯人なんだろ……

俺たちの両親を殺したんだろ?

答えろよ!!」




「あんたさ、泣いたのかよ。

息子が死んだ時あんた、泣いたのかよ。

だったら俺の気持ち分かるだろうがよ。

何であんたなんだよ……

頑張って生きてきて、せっかく信用できる大人がみつかったと思ったのにさ。

なんであんたなんだよ……」




リビングから大きな怒鳴り声と、苦しく……搾り出す泣き声みたいな悲しい声がして目が醒めた……。


えっ?!

なに??

かずさん………?
どうしたの?


犯人……?!

殺した??


ちょ……いきなり、なんなの??!


アタシは驚いて身体を起こすと、慌ててリビングの方へと向かった。



「かず………さん??」


『あ……、おはよ。

やっと起きましたね?』


「あれ………?

ねぇ……今、誰かと………」


かずさんは、ソファーを背もたれに床に胡座をかいて座ってて、

周りには誰も居ない……

アタシを見つけると、手の平で目をゴシゴシと拭った。


あ………
テレビ………見てたんだ……??


「えっ………??」


『あ~、これ、何回見ても感動するわ~~。

あ、***さんも一緒に見ますか?

これ、すっげぇ、いい話なんですよ。』


テレビに流れるどこかで聴いたメロディーと、2人の俳優さんと1人の女優さん……


あ………、錦戸くん………と、戸田なんとかさんと………



あっ…………!


ちょっと若いけど………




「かず……さん……??

え……?あの……それ……」


『あ~~、なんか、めっちゃハヤシライス喰いたくなってきたな~。

材料、あったかな……?』

かずさんは、そういいながら立ち上がってキッチンへと向かう。


テレビには、もうすでにエンドロールが流れてて、アタシはそれに釘付けになる。



―― 有明 功一  二宮和也 ――


同時に かずさんそっくりの男の人……


アタシは思わず、かずさんを見た。


「あの………、かずさん……??」


『あ? 腹…減ったでしょ?

あなたも食べますか?ハヤシライス。』


キッチンで玉ねぎ片手にかずさんがニッコリと笑った。

★★★

ハヤシライスが喰いたい(*^^*)ワラ
今夜はハヤシライスにしようかな?

わざと逸らしてるかずさんが可愛い♪

めっちゃいいドラマでしたよね~!
流星の絆✨

ニノちゃんがめっちゃ若い💛