★★★

『……したいんですか?

セッ ク●』

テーブルに頬杖ついて顎を乗っけて…ふふふ…と愉しそうに笑うかずさん。

「え……あっ、いや……そんな…///」

昨日の激しいかずさんを思い出して、身体が急激に熱くなっていく……

そんなストレートに聞かれたら…かえって恥ずかしい。

『あ~っ、でも悪りぃ。

今日、俺、無理だわ。

めっちゃ腰、痛くてさ~

ごめんっ、また今度でいい?』

「なっ……なによ///

アタシは何も…言ってないから!」

もうっ!ドキドキしたアタシが馬鹿みたい。

急に恥ずかしくなって、食べ終わったお皿を持って流し台へと逃げた。

かずさんは、そんなアタシをカウンター越しに見て笑ってる。

アタシ…完全にこの人に遊ばれてない?!

『あっ!でもあなたが上になってくれんなら、ヤッてもいいよ?』

「ばっ…馬鹿っ///もうっ!

だから、何も言ってないから///」

も~っ///
何なのよ?この人!!

アタシはスポンジに洗剤をつけてガシガシお皿を洗った。

『ねぇ……気持ち良かったね……?昨日……』

いつの間にか、かずさんはアタシの背後に居て、ピタッ…と背中に身体をくっつけている。

「なっ……何??ちょっと…」

『あなた、あんなに声…上げてたじゃん…?』

かずさんは、アタシのお尻のカーブにそって、掌を這わせていく。

「あ………、ダメ……

やめ……て?」

『ほら……ちゃんと洗わないと…

お皿、割っちゃうよ?』

唇が……首筋に そっと触れて、甘い 吐息が、かかる…

かずさんは、アタシのスカート を捲り 上げて、太股を 撫でる。

「ぃやっ……ちょっと……ねぇ…

アッ……」

『ふふふ……

ちょっとだけ……

ジッとしてて?』

甘い 声が……耳元をかすめる。

カリッ……と甘噛みされる耳たぶ…

「……ダメ……ねぇ、ホントに……はぁ……ンッ」

かずさんの左手は、太股を上に進んでゆく……


ダメ………
こんなところで………


アタシは、もう…お皿なんて洗えなくなっていた。


かずさんの左手が、あと少しで アタシの 下着に触れようとした瞬間……


―― ミャ~… ミャ~… 

足元でみかんが鳴いた。

「ダメ………、みかんが……」

ふっ……と、かずさんの手が離れて みかんを抱き上げる。

『こら…邪魔すんなや…』

★★★

お~い!みかん!!

いいとこ!!