★★★

身体全体から香る美味しそうなみかんの匂い。

お風呂上がりの肌は、少しピンク色に染まる。

ちょっと疲れてソファーで目を閉じてたら…
いきなりバスタオル一枚まとって出てくんだもん。

そりゃ戴いちゃいますよ?

フワッと抱きしめたら、全然抵抗もしないで、俺の腕に身体預けてきた彼女。

フワフワと柔らかい熟した果実みたいな女の身体に、思わず身体の真ん中がズキンと痛いくらいに反応してる俺。

…ったくガキじゃあるまいし。
どうしちゃったんですかねぇ?ワタシ。

『あとから嫌だって…言っても止まんねぇから。』

ホント…自分でも驚くぐらい、もう止まんなかった。

唇に キスしたら、すぐに彼女は俺を受け入れるように、唇を開いた。

舌を 捩 込んだら、それに吸い付くように、舌を 絡めて来た。


俺はそのまま、身体にグルグルに巻き付けられているバスタオルにも手をかけた。

その時、ちょっとだけ彼女がキュッとバスタオルを押さえた。

『…なに?これ取らなきゃヤれね~じゃん?』

俺が手を離して首傾げたら、彼女はそっと背中を向けて、ゆっくりとバスタオルを剥がして、

そのまま隠れるようにシーツの中へと潜り込んだ。

あぁ……あんま見られたくねぇ…ってこと?

ど~せ、今から全部見ちゃうのに。
ホントにこの人、やらせてくれる気、あんの?

まぁ、いいけど…

俺は着ていたスウェットを一気に脱ぎ捨てて、裸になると彼女に続いてシーツに潜り込んだ。

みかんの香りがむせ返りそうなくらい漂っている。
スベスベの肌が掌に吸い付いてくる。

もう…止まんねぇ……

こんな風に出逢ったばっかの女と肌を重ねたのは、初めてかもしれねぇな。


セッ   ●  ス って、ずっと愛を確かめ合う 行為だって思ってた……

好きだから、する……
愛してるから、欲しい……

でも、そうじゃねぇんだな。


したいから、する……
欲しいから、やる…………

ただ 快 楽 を求め合うだけの 行為だってあるんだって、

彼女と 抱き合って 初めて気づいたんだ。


もう…………
止まんねぇや………


★★★

あはっw
今夜はもう1話オマケで💛

かずさん目線、見たいと言う意見ありましたので、ギリギリで攻めてみました(笑)


もう止まんねぇカズさん好き♡(爆)