★★★
『そう…うまいじゃん……あっ、違っ…そこじゃなくて…
そうそう、そこそこ!
お~ぉ~、すっげぇ、いいじゃん。
はい、じゃあ今度俺ね?』
「えっ……やだっ、ちょっと…まだっ…
あっ……待って待って!
やだやだ、そこは……やめて~!
あぁ~っ!!」
『あ~ぁ、
死んじゃった。』
アタシは、かずさんに攻められて、バタッ……と床の上に倒れ込んだ。
『あなた意外と弱いね?』
「…………うぅ……」
勝ち誇ったようにかずさんが笑う。
完敗……って言葉が見事に当て嵌まる。
『自分が作ったモンで負けるって、どうなのよ?』
かずさんは嬉しそうにアタシが作ったゲームソフトをピラピラと掲げてる。
「だってぇ…………
作った…って言ったって、それ…アタシが作ったのパッケージだけだもん……」
『えっ?そなの?!
だって、あなた…作ったって言ったじゃん』
「作った事には間違いないでしょ?」
アタシはフローリングの床に倒れ込んだまま、拗ねた。
ニャ~ォ……
その騒がしさにみかんが起き出してきて、アタシの寝転がるそばに来て、ざらついた 舌で アタシの頬を 舐めた。
「あ……起きたの?
ただいま、みかん。イイ子にしてた?
オジサンに変な事されなかった?」
『変な事って何だよ?
俺、猫 襲う趣味はねぇよ?
なぁ?ミーコ。二人で楽しくやってたんだよなぁ~?』
ゴロン……とアタシの隣に寝転がって来て、みかんの身体を撫でる。
二人の真ん中に挟まれて、息苦しくなったのか、みかんがスルッとアタシの腕を擦り抜けてキッチンの方へ逃げ出した。
「あっ……!みかん?」
振り返って隣を見たら…
かずさんとの距離がめちゃくちゃ近い……
茶色い瞳が真っ直ぐにアタシを見つめて、ゆっくりと手が伸びてきて、アタシの頬を さっきみたいに撫でる。
まるで金縛りに遭ったみたいにアタシは動けなくなる……
チュッ……
それはホントに一瞬の出来事で、事故みたいなものだった。
「なっ……///……なにっ?!」
今、自分に起こった事が理解出来なくて、思わず聞き返した。
『なにって……
キスだけど?』
「なんで……?」
『………したかったから?』
しれっと言われて、ますます理解不能……
それがアタシたちの始まりだった。
★★★
にゃは(*^w^*)
したかったから、しただけ(笑)
『そう…うまいじゃん……あっ、違っ…そこじゃなくて…
そうそう、そこそこ!
お~ぉ~、すっげぇ、いいじゃん。
はい、じゃあ今度俺ね?』
「えっ……やだっ、ちょっと…まだっ…
あっ……待って待って!
やだやだ、そこは……やめて~!
あぁ~っ!!」
『あ~ぁ、
死んじゃった。』
アタシは、かずさんに攻められて、バタッ……と床の上に倒れ込んだ。
『あなた意外と弱いね?』
「…………うぅ……」
勝ち誇ったようにかずさんが笑う。
完敗……って言葉が見事に当て嵌まる。
『自分が作ったモンで負けるって、どうなのよ?』
かずさんは嬉しそうにアタシが作ったゲームソフトをピラピラと掲げてる。
「だってぇ…………
作った…って言ったって、それ…アタシが作ったのパッケージだけだもん……」
『えっ?そなの?!
だって、あなた…作ったって言ったじゃん』
「作った事には間違いないでしょ?」
アタシはフローリングの床に倒れ込んだまま、拗ねた。
ニャ~ォ……
その騒がしさにみかんが起き出してきて、アタシの寝転がるそばに来て、ざらついた 舌で アタシの頬を 舐めた。
「あ……起きたの?
ただいま、みかん。イイ子にしてた?
オジサンに変な事されなかった?」
『変な事って何だよ?
俺、猫 襲う趣味はねぇよ?
なぁ?ミーコ。二人で楽しくやってたんだよなぁ~?』
ゴロン……とアタシの隣に寝転がって来て、みかんの身体を撫でる。
二人の真ん中に挟まれて、息苦しくなったのか、みかんがスルッとアタシの腕を擦り抜けてキッチンの方へ逃げ出した。
「あっ……!みかん?」
振り返って隣を見たら…
かずさんとの距離がめちゃくちゃ近い……
茶色い瞳が真っ直ぐにアタシを見つめて、ゆっくりと手が伸びてきて、アタシの頬を さっきみたいに撫でる。
まるで金縛りに遭ったみたいにアタシは動けなくなる……
チュッ……
それはホントに一瞬の出来事で、事故みたいなものだった。
「なっ……///……なにっ?!」
今、自分に起こった事が理解出来なくて、思わず聞き返した。
『なにって……
キスだけど?』
「なんで……?」
『………したかったから?』
しれっと言われて、ますます理解不能……
それがアタシたちの始まりだった。
★★★
にゃは(*^w^*)
したかったから、しただけ(笑)
この回、当時、大人気でした〜(*^^*)