★★★
「何か先輩、今日疲れてません?酷いですよ、目の下のくま…」
『えっ?マジっ?!…うわっ!』
とりあえずうちに帰って、スーツに着替えて、メイクもそこそこに会社に向かい、
ギリギリ始業5分前に到着。
トイレで手を洗ってたら、後輩の綾乃がやって来てアタシを見るなりそう言った。
綾乃は、入社3年目になる若手で入社当初にアタシが綾乃の面倒を見てきたから、やたら懐いていた。
「あっ、それより先輩!こないだ貸した、パパドルみてくれました~?
も~、亮ちゃん、超~カッコ良かったでしょ~?!」
綾乃が目をうっとりさせてる……
『も~、アタシは今それどころじゃないんだってば!』
綾乃は関ジャニ∞の錦戸亮の大ファンで、アタシはそのせいで、関ジャニ∞には詳しくなっていた。
ついこないだも、これ見て下さい!って今、亮くんが主演のドラマを無理矢理押し付けられたばかり。
だから、かずさんの部屋に関ジャニ∞の雑誌やDVDがあった事はかなりの衝撃で、
もしアタシのお隣りさんが、ジャニーズ関係のお仕事してる人だなんて知ったりしたら発狂するだろうな……って思ったりした。
アタシは昨日の出来事を言いたくてたまらない気持ちをグッと堪えて飲み込んだ。
「あっ!先輩、そういえばお引越しでしたね?
お隣りさん、どんな人だったんですか?」
世間話をするようにサラッと聞かれたのに、何だかどこかで見られてたんじゃないか……ってドキドキした。
「えっ…?!さ、さぁ……まだきちんと挨拶に行ってないから…」
アタシは思わず嘘をついていた。
「あ~、いいですよねぇ~?
若くしてあの高級マンション、手に入れちゃうんだもん!
あっ!そうそう、あのマンション、芸能人が住んでるって噂ですよ?
ふふふ…、もし亮ちゃんが住んでたら、こっそり教えて下さいね~♪
じゃあ、お先です~。」
そういって綾乃はヒラヒラと手を振って行ってしまった…
★★★
おはよ~ございます♪
身近に関ジャニファンが居たんですね~w
さて、これからの展開が…どうなりますやら。
「何か先輩、今日疲れてません?酷いですよ、目の下のくま…」
『えっ?マジっ?!…うわっ!』
とりあえずうちに帰って、スーツに着替えて、メイクもそこそこに会社に向かい、
ギリギリ始業5分前に到着。
トイレで手を洗ってたら、後輩の綾乃がやって来てアタシを見るなりそう言った。
綾乃は、入社3年目になる若手で入社当初にアタシが綾乃の面倒を見てきたから、やたら懐いていた。
「あっ、それより先輩!こないだ貸した、パパドルみてくれました~?
も~、亮ちゃん、超~カッコ良かったでしょ~?!」
綾乃が目をうっとりさせてる……
『も~、アタシは今それどころじゃないんだってば!』
綾乃は関ジャニ∞の錦戸亮の大ファンで、アタシはそのせいで、関ジャニ∞には詳しくなっていた。
ついこないだも、これ見て下さい!って今、亮くんが主演のドラマを無理矢理押し付けられたばかり。
だから、かずさんの部屋に関ジャニ∞の雑誌やDVDがあった事はかなりの衝撃で、
もしアタシのお隣りさんが、ジャニーズ関係のお仕事してる人だなんて知ったりしたら発狂するだろうな……って思ったりした。
アタシは昨日の出来事を言いたくてたまらない気持ちをグッと堪えて飲み込んだ。
「あっ!先輩、そういえばお引越しでしたね?
お隣りさん、どんな人だったんですか?」
世間話をするようにサラッと聞かれたのに、何だかどこかで見られてたんじゃないか……ってドキドキした。
「えっ…?!さ、さぁ……まだきちんと挨拶に行ってないから…」
アタシは思わず嘘をついていた。
「あ~、いいですよねぇ~?
若くしてあの高級マンション、手に入れちゃうんだもん!
あっ!そうそう、あのマンション、芸能人が住んでるって噂ですよ?
ふふふ…、もし亮ちゃんが住んでたら、こっそり教えて下さいね~♪
じゃあ、お先です~。」
そういって綾乃はヒラヒラと手を振って行ってしまった…
★★★
おはよ~ございます♪
身近に関ジャニファンが居たんですね~w
さて、これからの展開が…どうなりますやら。
※連載当時のものですので、関ジャニ∞のままで掲載します🙇🏻♀️