★★★
マツジュンが意味深なこと言うから、なんか期待し過ぎてドキドキして若干、寝不足なオレ。
どんだけ楽しみにしてんだよ!!
嵐ファンで、美人の副館長さん。
逢えるかな~???
いやいや、櫻井!!これ、仕事だかんな?!
パチパチと両手で目を醒ますように頬を叩いた。
都心から、車で1時間ほどかかって現場に到着。
まだオープン前と言う、その場所は人も車も無く静かで 少し不気味なくらいだった。
“こども図書館”と言うだけあって、かわいらいい いかにも子供が好みそうな外観。
きっと内装もかわいいんだろうな・・・と、安易に想像がついた。
オレたちの到着を待っていたように、図書館の入口では少し白髪交じりの男性が にこやかに迎えてくれた。
「館長の山田です。 本日は遠いところを はるばるありがとうございます。
いやーー、取材していただけるなんて本当に光栄です。
まぁ、どうぞどうぞ、中をご案内致しますので。」
やたら腰が低い山田館長は、オレたちを中へと案内してくれた。
あれ・・・・???今日は美人の副館長さんは お休みなのかな?
ちょっと・・・いや、かなり楽しみにしていただけに、少しガッカリしている自分に気付く。
館内は、予想通りのかわいらしい内装で、子供たちが喜ぶ顔が目に浮かぶような作りになっていた。
『へぇーーー、すごいですねーー!! こんな図書館があるなんて。 知らなかったなぁー』
キョロキョロと館内を見渡していて、ふと受付のカウンターの前で目が止まった。
“おすすめコーナー” と書かれた一角があり、そこには昔、大好きでよく読んだような絵本や、有名な絵本、オレも知らないような本がたくさん集めて展示されていた。
・・・・そういえば、彼女も こうやって自分のオススメの本を集めて “おすすめコーナー”を作っていたっけ?
何だか甘酸っぱいような、懐かしいような気持ちでその中の一冊を手に取ってみた。
「あ~、そのコーナー、いいでしょう?? 実はうちの副館長がどうしても作りたいと言って作ったコーナーなんですよ??
あっ、このあとのインタビューも私ではなく、彼女にお願いしようと思っていますので。
はははっ!!私みたいな初老の爺さんより、若くて綺麗な女性の方がよろしいでしょう??」
『いやっ!!とんでもないです!そんな事は決して!!!
でも、いいですねー、このコーナー。 僕もとっても気に入りましたよ!
ぜひ、その副館長さんにもお目にかかりたいです。』
よっしゃっ!!!と、心の中で思わずガッツポーズをした。
いやっ、でも相葉くんのファンだって言ってたよなぁ・・・・・ちょっと残念だったりする。
オレは手にした絵本をパラパラと捲りながら、懐かしい気持ちになって思わず読み耽った。
「すみません、お待たせしてしまって申し訳ありません。」
その時、背中で声がした。
なんとなく、どこかで聞いた事のある・・・・・
いや、忘れるはずがない・・・・
優しい声がした。
★★★
ついに再会か?!!!!!!
くぅーーーーーっ!!!!
早くぅーーーーー(笑)