魔の39才……2 眉なし | もものブログ

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魔の39才。


中でも一番恐かった人の話。


前の職場にいた若い男の子のK君に入れあげたパートの1人で、午前中に勤務していた眉なしのおばちゃんがいた。


39才をおばちゃんと言うのは……子供が二人いて、中学生と高校生がいるから、若い男の子から見たらおばちゃんだろう。


確か息子はK君と同じくらいの歳だった。


最初はK君が自転車を盗まれて、自宅まで歩いて帰ってたところ、車で送ってあげると声をかけられ、若い男の子は断りきれず乗せてもらったら楽なのもあり、しょっちゅう乗せて帰ってもらってたらしい。


そのうちに、K君は花粉症の薬をもらうようになったとか。

K君は、その時はまだ保険証がなかったらしく病院にも行けずつらかったので、ありがたくもらってた……と。


そのうちに、K君が成人した。


眉なしおばちゃんはK君を飲みに誘って焼き鳥を食べに行ったらしい。


その頃からである……眉なしおばちゃんが勝手に勘違いしておかしくなっていったのが。


仕事中にK君の肩にさわる。


サーターアンダギーを作ってきて他のパートのおばちゃんがいるのに、K君だけに渡すとK君は仕事中にもかかわらず、皆のまえで食べていたと……。


眉なしおばちゃんは、好きな人が出来てその人と付き合う為に離婚しようと思ってる、と周りのおばちゃんに言っていた。


ここで私が注意した。


K君には、

「K君がプライベートで何をしてるのか私にかんしょうする権利はないけど、仕事中に周りの人が働いてる中で1人サーターアンダギー食べるのは周りからの誤解をうむからやめなさい」


と言った。


眉なしおばちゃんには、


「仕事中に誰か一人に物をやって食べさせるとかはするな。するなら仕事終わってにして。」


と注意した。


K君は眉なしおばちゃんとは関係はないが、飲みに行ったりしてるので、ヤバいと思ったらしく、眉なしおばちゃんを避ける様になった。


すると、眉なしおばちゃんのうらみはわたしに向かってきた。


なんくせをつけてくる。


一度なんて、午後勤務の私が仕事終わる時間をみはからい、私の車の前に眉なしおばちゃんのでっかいワンボックスカーをとめて、私に文句を言ってきた。

化粧してなくて、マスクしてるが眉毛はないし、べったりした目が恐い。


そんな時に、売り出し用に市場からバラで入ってきたリンゴとニンジンが売れ残ったので、

「袋詰めにして安く売って」

と眉なしおばちゃんに指示をしたら、袋詰めするのが面倒くさかったらしく全部廃棄してるところを水産の人に見られ、辞めていった。


元々、バナナを上着に隠して持って帰ったとか……色々な良くない噂のある人だったが、ごまかすのが上手く証拠がなくて注意も出来なかった。


自分のした事が自分に帰ってくる。

悪い事をする人は、たいてい自滅する。


魔の39才、皆、自分勝手で人の事を考えてないから、若い男の子と平気で自分の都合のよいように付き合えると思うんだろうな。


びっくりするけど、他にも次々とそんなパートのおばちゃんが……


て事は、K君は魔性の男?😱