自分には
カンジダちゃんという
友達がいる
彼女は、だいたい
1年に1回くらいの割合で
現れるが
昨日から
ムズムズしだして
またやってきそうな気配
4月にお母ちゃんが入院してから
不眠症が復活してしまい
眠れない夜が続いている
それでなくても
フリーで仕事をしていると
徹夜なんてザラなので
常に寝不足状態
自分は免疫力が強いのか
いくら無理をしても
滅多に風邪は引かないのだが
あまりにも不眠が続いて
体力が落ちると
カンジダちゃんが暴れ出す
カンジダちゃんと
知り合ったのは
10年くらい前のこと
痒くて痒くて
腟の中に手を突っ込んで
掻きむしりたいくらい
産婦人科の内診が嫌で
最初はフェミニーナ軟膏で
しのいでいたが
あまりの痒さに
仕方なく
会社の近くの開業医を受診
医者は
40代くらいの
顔がテカったオッサンだった
これは
ヤバいパターンだ
「腟の中
真っ赤にただれてますねー
暫く通院してくださいねー」
痒み止めにステロイドを処方され
2週間、毎日通院した
治療といっても
腟の中を洗浄して
腟錠入れるだけなんだけど
後から調べたら
カンジダ膣炎には
ステロイドNGだった
その半年後に
カンジダちゃんが来たときは
別の開業医を受診した
そのセンセイは
特に腟を洗浄することもなく
フロリードの軟膏と腟坐剤を
処方しただけ
前のように
通院することもなかったが
何と、カンジダちゃんは
5日でいなくなった
フロリード恐るべし
そこで
ある疑惑が浮上した
最初の医者は
何のために
2週間も通わせたのだろう?
思うに、このときから
自分の医者不信が始まった