19個採卵し、凍結できたのは3つ。
凍結できないこともあると思っていたので決して悪い結果ではなかったけど、先生から分割が遅くてあまり期待はできないと言われました。
胚盤胞到達率が低く、先生も8個くらい凍結できていればよかったと言っていました。
(移植に入る前にもう一度採卵をして、ある程度貯卵してから移植したいと伝えた後の反応です。)
次は移植方向となっていました。
でも、移植が上手くいかず時間が過ぎて行き内膜症が進行してしまわないか心配で、数ヶ月経ってからまた採卵になるなら、もう一度自費で採卵した方が良いのではないかと悩んでいました。
ずっと悩んでいました。
自分の内膜症の状態や、自費で採卵する場合の料金、卵子の質が少しでも上がるような採卵の誘発方法はあるのか、聞きたいことがたくさんあり、相談に行きました。
私「自費での採卵も検討しているのですが、自費で採卵した場合、先に保険で凍結していた胚盤胞を移植するときは保険でできるのでしょうか?」
先生「えーと、、、そのような例はなく、確認させてください。」
私以外にこういう人はいないのだろうか。
しばらくして呼ばれました。
先生「確認をしたのですが、自費で採卵をしたら、保険で凍結した胚を移植するときも自費になります。」
えっ??採卵ー移植はセットだと思っていたので予想外でした。
私「以前先生に『採卵でたくさん卵が取れた時は卵子の質が低下することが懸念されますが、今回は心配していた事が起こりました。』と説明を受けました。次に採卵する時はそうならないような方法はあるのでしょうか?」
先生「そうですね。初回でしたし、誘発方法を変えれば結果が変わることはよくあります。」
私「なるべく内膜症が悪化しないうちに採卵を終えたいと思っています。凍結胚3つを移植して上手くいかなかった時のことを考えると、貯卵できてから移植に進んだ方が良いのではないかと思っていました。私の内膜症の状態はどの程度ですか?」
先生「チョコレート嚢胞が2.5cmで、この大きさなら採卵はできます。もし移植が上手くいかなかったとしても妊娠中は内膜症の進行は抑えられるので、その後に採卵できなくなるということはないと思います。」
私「そうですか。移植の前に子宮鏡検査をしたいと思っているのですが、した方がいいですか?その検査は自費ですか?」
先生「そうですね。初回の人には受けてもらった方がいいと思います。保険で移植する前に検査をすれば保険でできます。」
自費と保険の区別がよく分からなかってので確認できてよかったです。自費の料金表ももらいました。
誘発方法を変えれば今回よりも凍結結果が良くなる可能性もあるみたいだし、3つ移植して上手くいかなければどっち道次も保険で採卵するのだから、それなら移植してみてもいいのかな。
先生と話してそのような気持ちになりました。
長い間ずっと悩んでいましたが、決心がついてよかったです。
保険か自費か、お金の問題がもちろん大きいですが、私としては術後半年でチョコレート嚢胞が2.5cmになり、腹痛も気になり出して来たので、保険での採卵→移植の流れを優先した為に内膜症が進行し、また術前のような状態に戻ってしまうのは避けたいと思っています。術前はピルを飲んでいても痛みが強く、ロキソニンが効かなくなっていました。QOLの低下をきたしていました。
卵が取れることが第一ですが、7年かかってやっと手術が出来て楽になったことを思うと、卵さえ取れれば日常生活が送れなくなってもいいとは思えません。なので、今回自分の状態についても確認ができてよかったです。
時間が有限なことを踏まえると、ひとつひとつの治療、検査をちゃんと自分で納得して受けられることが大切なのだと思いました。
保険のルールも見直して欲しいと思いました。