1月25日(土)


奈良県文化会館国際ホールで行われた
防災講演会&陸上自衛隊 第3音楽隊演奏会に行きました。



こちらが奈良県文化会館
東大寺奈良公園のすぐ近くにあります。



偵察用オートバイ(大久保駐屯地/京都府)



73式中型トラック(大久保駐屯地/京都府)



1t水タンクトレーラ(大久保駐屯地/京都府)
久しぶりに引っ張ってみましたにひひ



募集ブース
奈良県は全国で唯一陸上自衛隊がない県ですが
航空自衛隊 奈良基地(幹部候補生学校)があります。



非常用糧食の展示
20種類の献立があり、缶詰タイプは生産終了で
軽くて食べやすいレトルトパウチ型が主流です。
災害時には被災者に配布されることもあります。



自衛隊式ダイエット法が貼られていました走る人



迷彩ブラザーズ弟くんと奈良県マスコットキャラクターせんとくん



会場前の道路を渡ると鹿がいっぱいいました!!
恐るおそる触ってみました。



鹿せんべいをもらおうと近寄って来る鹿たち。
残念ながら持っていないのよ~…あせる
お気に入りのバッグをクンクンされました叫び



道路わきでひざまずいて水を飲む鹿。
飲みにくそうだけど器用ですねビックリマーク



その後、お昼ご飯を食べました。
ボリュームがあるけどリーズナブルな定食です。
観光地なのに、これで800円ぐらいでしたラブラブ



前置きが長くなりましたが、開場時間になったので戻ります。



災害派遣活動のパネル展示



災害時や日常生活に役立つテクニック



祝電



ではホールに入ってみます。



まず初めに火箱芳文 氏による防災講演がありました。



火箱芳文 氏陸上幕僚長を務められていた際に東日本大震災が起きました。
災害派遣のことをスクリーン映像で説明されました。

「災害派遣の枠組み」
・阪神淡路大震災後の防衛省・自衛隊の改善措置
「災害派遣要請の流れ」
・東日本大震災の特性
・東日本大震災における災害派遣の初動
「災害派遣実施の考え方」
・指揮官としての状況判断と決心
・原発対応
・日米共同(トモダチ)作戦
・現地視察しての所見 etc.



テーマ
「即動必遂」東日本大震災と自衛隊の危機管理
即動必遂とは火箱芳文 氏の造語で
すぐに動いて、必ず任務を遂行する」という意味です。



陸自部隊の配置
自衛隊の活動はテレビなどで見ていましたが
「どの部隊がどの地域に配置されたのか」という
なかなか知り得ない事を教わりました。
上から
・第2師団(旭川駐屯地/北海道)
・第9師団(青森駐屯地/青森県)
・第4師団(福岡駐屯地/福岡県)
・第14旅団(善通寺駐屯地/香川県)
・第6師団(神町駐屯地/山形県)
・第5旅団(帯広駐屯地/北海道)
・第10師団(守山駐屯地/愛知県)
・第13旅団(海田市駐屯地/広島県)
・第12旅団(相馬原駐屯地/群馬県)
・中央即応集団(CRF)(座間駐屯地/神奈川県)




また、陸自だけではなく海自・空自による支援の内容も知る事ができました。



幕僚長は各自衛隊のトップでありながら部隊の指揮命令系統には組み込まれず
あくまでも「指揮官(防衛大臣)の補佐」という役割に徹します。

陸幕長には部隊指揮権がないのですが緊急を要する事態のため
火箱芳文 氏は「自身のクビをかけて指揮統制をした」というお話が印象的でした。



続いて陸上自衛隊 第3音楽隊による演奏です。

4 平成メガコレクション
・世界に一つだけの花
・どんなときも
・明日がある
・愛は勝つ
・負けないで
・天体観測
・ら・ら・ら
・それが一番大事
・栄光の架け橋
と元気が出る、勇気の湧くメドレーでした。

美空ひばりメドレー
・愛燦燦
・リンゴ追分
・お祭りマンボ
・川の流れのように

アンコール
・ポップスマーチ「明日へ」
第3音楽隊創隊50周年を記念して作られた曲で幕を下ろしました。



奈良地方協力本部から参加者全員に
LEDライト&ホイッスルとボールペンが配られました。


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