
今になって考えると、自分で頑張ってたなって思えるときが3回あります。
1回目は中学生の時。
なんでそうなったかはいまだにわからないけど「村八分」という今でいう「シカト」にあいました。
同学年200人近くいた中で、私と普通に話をしてくれたのは10人にも満たなかったかな。
卒業時のサイン帳も書いてくれる人少なかったしね。
どうやって乗り越えたかっていうと、図書室に入り浸ったことかな。
授業以外の時間は図書室で片っ端から本読んで。
現実逃避してましたっけ。
通ってた中学はちょっと特別な学校で、地元の子はほとんどいなかったから。
卒業すれば解放されるって考えてたんでしょうね。
そんな感じで乗り越えました。
2回目は高校2年生の頃。
演劇部に入ったんだけど、なぜか私の年2人しか入らなくてねえ。
一緒に入った子は夏休みに「中学からやってたのでバレー部に入ります。」って辞めちゃって私一人に。
2年生になると必然的に部長になり。
たんまりいる上級生・下級生束ねなくてはいけない立場になっちゃいました。
もちろん先輩方はフォローしてくださってましたが、肝心な時に対等の立場で協力し合える人がいなかったのはきつかったですね。
人生初の頑張った時期だと思います。
3回目は20~23歳くらいの頃。
人間関係でノイローゼ気味になっちゃってね。
一人になると泣いてばかりいたわ。
泣く理由なんてないんだけど(一人になれば人間関係の煩わしさは一時的とはいえ解消されるでしょ)泣いてばかりいて。
泣きながら爪を噛んでしまっていたので、指の爪は半分の長さになってしまっていたの。
バレーボールの選手のテーピングのように指先に絆創膏ぐるぐる巻きにして。
それでもできる限り親には知られたくなくて、仕事にも行ってたし。
それでも相当に詰まっていたんでしょうね。
人事部に勝手に転勤願いだしちゃって。
親元離れて寮暮らし。
それまでの人間関係すっかりリセットしたから、それからは落ち着くことが出来ました。
私って意地っ張りなのかもしれないけど、この3回とも親に知られたくなくてね。
(親は様子で分かっていたと思いますが)
一人で戦ってる気になってました。
なんであんなに無理してたのかなあ?
今ではそんな風に考えます。
でもね、子供なりに格好つけて頑張ってはいたんだと思います。
そんな経験も今の自分を形作ってくれているんでしょう。
無駄なことはないですね。