こんばんは。
星読み師 MOMOです。
占星術の講座をしています。
昨日、講座の中で
太陽が28度や29度辺りにあると
「次の星座の意味が少し入ってくるのですか？」
とご質問をいただきました。
この質問、実はよくあります。
今までにも何回かあったので
今日は書いてみようと思います。
例えば下の図のように
太陽がやぎ座に入る手前、
射手座 ２９度にあるとき。
「この射手座の太陽って
次の星座であるやぎ座の意味が
入っていますか？」という事です。
その理由は
ホロスコープは円、３６０度になっています。
そして、360度の中に
星座は牡羊座〜魚座までの
１２星座あります。
３６０度を１２等分するので
どの星座もきっちり３０度です。
境目は、ハッキリとしています。
だから、28度でも29度でも
29度59分というギリギリでも
その星座は、その星座！
次の星座が「少し」混ざり合っている。
なんて事はありません。
こう お答えした時に
「あれ？ おかしいな。
私、射手座だけど、やぎ座のことが
よくわかるんですけど・・」と言われる事もあります。
うん、うん。確かに。
それはそうでしょう！
だって、金星や水星は
射手座ではなく
やぎ座にありますものね。
太陽は、自分の中で基盤となる星ですが
金星や水星、火星だって
あなたにとって大切な星です。
色々、感じて当然です！
太陽のある星座よりも
他の星座に惑星が
たくさん、集まっていたりすると
自分の中で、その星座ことを強く
感じたりする事はよくある事です。
そして、ホロスコープ上では
金星は太陽から４８度以上、
水星は２８度以上は離れません。
金星や、水星は
いつも太陽の近くにあります。
太陽を基準にみると範囲は
決まってきます。
金星は、太陽から
最大48度までしか離れないので
太陽星座と同じか、１つ隣の星座。
そして、ひとつ隣の星座を超え
もう１つお隣の星座になる事もあります。
水星は、28度までしか離れないので
太陽と同じ星座になるか
となりの星座に必ずなります。
太陽のある星座の１つ隣の星座に
水星と金星の両方がある事は
そう珍しい事ではない。ということになります。
そして、そんな場合は
太陽のある星座より
隣の星座の方を強く感じることがあります。
太陽のある星座に惑星が集まれば
紛れもなく私はこの星座だ！と
わかりやすいですが
太陽のとなりの星座に
惑星が集まれば
となりの星座の方を強く感じ
その星座の方が
「自分らしい」と思う人もいる訳です。
その時に、太陽が28度とか
終わりの方の度数だったために
「あれ？次の星座が混じってくるのかな？」って
思っりする訳ですよね。
だけど、何度であっても
太陽は、射手座は射手座！
次のやぎ座ではありません！ 笑
混じってて欲しかった？
やぎ座の方がよかったのかな？？
そう思っているのかな？
だけど、きっと
なんとか、射手座で生まれたかったのでは？
きっと大急ぎで。
私なら、射手座で生まれたきたことに、
その星座で生まれてきたことに
とても意味があると思えてきます。
太陽は自分。
自分の生き方をあらわす。
やっていきたい自分。
そして、次の星座にある惑星も自分の星。
星のかたよりや配置は
大切な個性です。
太陽
月
金星
火星
水星がお互い関係性をもち、
それぞれ、どの星座にあるか！
色々な自分を
感じれるようになるといいですよね。
それとまだあります。
射手座なのに
やぎ座が少し入ってますよね？
って言われた理由が！
それは、ハウスの5度前ルールや
サビアンの後半度数の考え方と混同してしまっている。
このような事があります。
しかし、サイン(星座)はサインです。
ハウスのような
５度前ルールはありません。
そしてサビアン占星術は、
占星術の技法の１つで
サインを1度ずつ細分化して
表現していくものです。
星座の26度以降は
次の星座を意識し始める。と言われます。
確かに、意識をし始め
次の星座を目指していくような意味あいにはなるけど、まだその星座に留まっています。
細かい技法を使い、
始めからその星座を
次の星座の意味と混同してしまうと
アスペクト
サイン、ハウスを使って
ホロスコープを読む。
この基本が難しくなってしまいます。
出来なくなってしまうので
注意してください。
サビアンは、占星術の中の１つの技法。
基本がわかってから
うまく取り入れて使ってくださいね。
勉強の方法は、間違ってはいけません。
ホロスコープが読めなくなってしまうから！
占星術って覚えることが
たくさんあって難しく感じるけど
勉強の仕方さえ間違わなければ
ホロスコープはちゃんと読めますよ。
読めると、自分のことはもちろん、
色々なことが視えてきますよ。
面白くて、やめれません。 笑
ホロスコープが読めるようになり
暮らしに人生に取り入れてくださいね！
読んで頂きありがとうございます。
MOMO
