こんばんは。

星読み師 MOMOです。

占星術の講座をしています。



先日、講座で、サインの学びに入る前に

T様より

「占星術は12星座ではなくて、13星座あるのですか。13星座占いって何なんですか?」

と聞かれました。


ん?13星座?

久しぶりに聞いたので

はじめはピンときませんでしたが

あぁ「へびつかい座」のことか。と思い出しました。



占星術で使っている12星座(サイン)は

地球からみた、太陽が動いていくコース(黄道)上にあります。

そして、それを12分割したものです。


ですが、天文学上、本当の空の星でいうと

13になります。

蠍座と射手座の間に「へびつかい座」が少し入っています。


そのことから

本当はどっちなんだろう?と

何十年か前、20年くらい前かな?

詳しい年月は忘れましたが

「13星座占い」が流行ったことを覚えています。



私もその時に、自分の星座をみてみると

今まで、思っていた星座と変わってしまうので

どっちなのかな? と戸惑いながら

興味を持ったことを覚えています。


私は、さそり座なのですが

13星座でみると、天秤座に変わります。


それを見た時、私は

「やっぱり?! なんかさそり座は、ちょっと違うと思ってたんだよね」と思ったことを思い出します。


20年くらい前の私は、

まだ、占星術の正しい知識を持っていなかったので

さそり座は、嫉妬深い、黙っている、秘密主義・・

根暗なイメージで

よい印象を持っていませんでした。

(自分の星座なのに。苦笑)


それに比べて、天秤座には、

おしゃれで社交的

華やかなイメージを持っていたので

天秤座になるんだ、やったー!と

小さなガッツポーズ。

少し喜んだことを覚えています。


まぁ、その時の私は

星占いをかじった程度の意味しか知らなかったので、そんなふうに思ったわけです。



そしてこの12星座占い、13星座占いは

どちらも太陽星座のことです。



当時、これが流行った理由として

私のように

「太陽星座だけをみて、私らしくない。

なんだか、しっくりこない」と思う人が多かったんだと思います。 


(月星座がブームになるのも、頷けますよね。

当時は、なかったですからね)



だから、新しい情報が入ってきて

もしかして、こっちかも?

こっちの方が自分らしいかも。と

思った訳ですよね。



だけど「自分らしくない」と思うのは

12とか、そこじゃなくて・・


占星術をしっかりと学んだ今なら

それは、太陽の星座しかみてないからだと

いう事がよくわかります。



ホロスコープの中には

月もあれば、金星もある・・

水星だって、火星もある。


太陽だけでは、見えてこない

その人をつくっている惑星をみていないから。


そして、正しく惑星、星座の意味を

理解していないと もっと迷う。

当たってないなぁ。って。

私がそうだったように・・



まぁ、今も昔も太陽の星座だけをみて

疑問に思う人って多かったんだなぁ。って思います。



星占いを超えて

自分のことを知りたいなら

やっぱり、ちゃんとホロスコープを読まないと、見えてきません!


太陽だけだはなく

ホロスコープの中には

たくさんの惑星があり

角度をつくり、関係性を持っている。


そして、星座があるんです。



「13星座占い」というのは


はじめに書いたように

天文学上でいうと

太陽の通るコースに、へびつかい座もあり

それをいれると13星座になることと


そして、地球は

「歳差運動」という動きをしていて

春分点も少しずつ、ずれていってます。

今は、牡羊座にありません。


ほぼひとつの星座分ずれていて

水瓶座のあたりだと言われています。



そのようなことが元となって

12星座が13星座に変わるらしい。という

間違ったウワサが流れ

「13星座占い」が流行ったようです。



気になる人は、何座になるか、調べてみると

面白いかもしれませんね。



私は、13星座にしたら

天秤座になるけど

占星術のロジック、仕組みをしっかり学んだ今では

やっぱり、さそり座の価値観の方が

私らしいと思っています。



T様!

惑星、アスペクトに引き続き

サインの仕組みをしっかり取り入れて

ホロスコープを読めるようになっていきましょう!


今よりもっと、自分がわかってきますよ。

占星術は楽しいです♡



読んでいただき ありがとうございます。

MOMO