こんにちは。
星読み師 MOMOです。
占星術の講座をしています。


ホロスコープの中にある
太陽、月などの10個の惑星たちは
近くにあったり、遠くにあったり。
色々なところにあります。

そして、2つの星を結べは、
線が一本できます。

結ぶ線が増えていくと
三角形、四角・・と色々な形が出来きます。


その出来る形の1つに
「グランドトライン」があります。


グランドトラインというのは
120度間隔に星があり 正三角形ができる
下の図のような形です。
この正三角形。
120度は調和的な
ソフトアスペクトに分類されます。
調和的な角度で形成されているので
「幸運な大三角形」と言われたりします。


私の講座の中でも
「本当に、幸せなのですか」
「何が、そんなに良いのですか」
と聞かれたりします。


今は、ネットでお気軽に調べられる時代。
皆さん、たくさん知識をお持ちです。

気になり調べてみると
「幸運」と書いてあるし
本にも、そう書いてありますものねぇ。


そんなにいいものなら
どれくらい幸運なのか
本当に幸せなのか・・知りたくもなります。

そして偶然にも
その形をもつホロスコープと出会い
観てみると・・
なんだか、よくわからないなぁ。
納得いかないなぁ。 なんて思ったりする訳です。


だって、本に書いてる事は
役に立ちますが、理論上での事です。


リアルに生きている私たちに当てはめると
そのまま、使えない事ってたくさんありますから
疑問も出てきます。


占星術を勉強しだすと
大きなことから、小さな事まで
そんな疑問がたくさん、出てきます。



では、この120度という角度で出来ている
大三角形「グランドトライン」を
もう少し考えてみます。

何がそんなに「よい」とされるのか?

それは、先程も書いたように
120度という角度は調和的。
エネルギーがすんなり流れる角度と
言われるからです。

すんなりスムーズに流れるから
お互いの星が無理なく
その力が発揮されます。

角度の中には、120度と違って
ぶつかり合ってお互いの星を表現しようとする
角度もありますからね。

それに比べると
確かに「よい」感じがしますよね。


そして、この120度ですが
すんなりエネルギーが流れるため
本人の気づきがなく使っている事が 多いのも特徴です。

当たり前すぎて
ご本人が気づいていないのです・・


気づいていない?
それを考えると私は、
「本当に幸運の大三角形なの?」
と、思ってしまいます。


そういった特徴があるだけで
ソフトアスペクトだろうが
ハードアスペクトだろうが
よいも悪いも、本人しだい。と考えているからです。


本人の星のエネルギーの使いかたの方が 大切だ。と常々、思っているからです。


少し前の話ですが
「友達は、この正三角形が2つもあるのに、
苦しそうで、ちっとも幸せそうではないんです。
本には、すごく良いって書いてあるのに・・
どういうことですか?」
と受講者様から、質問を受けました。


本に書いてある通りでなかったら
何を頼りに、勉強したらよいのやら・・
不思議に思うし、戸惑うのも当然です。

その苦しい内容は、詳しくはさておきますが、
受講者が「おかしい、なんで幸せじゃないんだ!」
と、思った内容を少し書いてみますね。


受講者様のお友達は
人間関係で悩んでおられるようでした。



120度間隔で出来ている正三角形
「グランドトライン」

その3つは惑星(太陽、月、金星などのこと)は
かに座、蠍座、うお座という3つの星座に
ありました。

ひとまず、惑星のことを考えず

このかに座、蠍座、魚座という

星座で考えてみると


この3つの星座は、

水の星座に分類される星座たちです。



水の星座は、感受性がとても強く

想像力が豊かな星座です。 

愛情も深いです。

そして、とても心配性でもあります。



この水の星座の良いところが

スムーズに出ている時なら

特に問題は感じないかもしれません。


ですが、そうではなく

よくない所をスムーズに無自覚に

本人の気づきがなく

使っていることもあるのです。


例えば、心配や不安が、すごく強く出てしまって

妄想の世界に入りこみ

あらぬ疑いをかけてしまって

人を疑ってしまったりする事もあります。



大切だから、好きすぎてのことですが

当然、その人との仲も

上手くいかなくなってきます。



本人の自覚がないので

気づいていませんが

周りの人から見たら、人一倍心配性で

取り越し苦労になっていたりする事が

よくわかったりします。



占星術を知っている側からすれば

「あれ? あの三角は、幸運の大三角形のはずなのにおかしいな。いつも悩んでいて苦しそう・・」

なんて思ったりする訳です。



120度は、ソフトな角度だから

その惑星や、星座の良いところを使う。という意味ではありません。


意味は先程、書いた通りです。



角度のせいではなく

本人の星の使い方次第なんです。



だから、そういった事を知り

ホロスコープを読めば

本の通りではない

アドバイスをしてあげれます。



本人が気がついていない

心の癖のようなものを

ホロスコープから読み解き

伝えてあげる事ができます。



もちろん、出生図の星の使い方だけではなく

今の空の星の影響も見てみないと

わからない事もあります。



出生図が読めるようになってきて

今の空の星との関係や未来予測がわかれば

もっと、色々なことがわかりますよ。



ホロスコープリーディングの幅が広がります!



星に良い、悪いはないように

この形はよい。

この形は悪いもありません。



決めつけず、そのホロスコープがもつ

可能性を読み 伝えていきましょう!



私たちは、星に使われる訳ではありません。

私たちが、星を使っていくのです!



自分で、星を使っていくのです!



自分で使うのだから

それは、もちろん良い使い方で

使っていきたいですよね。



そう思ってホロスコープを眺めると
読み方が変わってきます。


ホロスコープを読めるようになろう!


読んで頂きありがとうございます。
MOMO