FineMolds 空技廠試製 景雲 1 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

行きつけの個人経営プラモ屋の棚にあった、初めて見た旧海軍偵察機。

昭和20年5月に総飛行時間わずか10分の試験飛行が行われただけで終戦を迎えてしまったそうです。将来はジェットエンジンを搭載することを念頭に置いていたそうです。異形のスタイルに興味を持ちました。

異形といえば、試験飛行で終戦を迎えた「震電」にも通じる、先進的で、理論上ではハイポテンシャルが見込まれるも、実戦で試されなかった幻の試験機です。

 

 

 

 

 

 

72分の1スケールで部品点数は少なめですが、今まで手がけた同スケールのレシプロ機に比べるとひと回り大きく感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

組立前塗装を。

室内をデザートイエローでエアブラシ塗装。操縦席は並列複座式スタイル。

 

 

 

 

 

 

 

アルミシルバーでエアブラシ塗装。

 

 

 

 

 

 

 

6枚羽根のプロペラは赤褐色でエアブラシ塗装。

大まかな塗装を済ませました。

 

 

 

 

 

 

先に手がけていたロンドンタクシーですが、艶出し塗装をするも、夏場の高温下でエアブラシ塗装したのでゆず肌になってしまいました。

気温が高いのを見越してリターダーを意識して多めに入れて乾燥を遅くさせようとはしましたが甘かったです…こちらもN同様「3歩進んで2歩下がる」進捗具合です。

コンパウンドで研ぎ出してゆず肌を平滑にしなければ…「走るグランドピアノ」の異名を持つ車体ですから、時間がかかってもエレガントな艶を出したいですね。

奇しくも英国女王陛下が崩御された時期でもあるので、こちらも進めなければ…先に「景雲」を片づけるつもりです。