本日、晴天なれども強風が吹きすさび港内でも波が立っています。
こういう時は、路地に入ると強風から逃れられます。
港町はメインの広い道路と並行した路地があることが多いです。荒天時に風と波飛沫を避けて行き来出来るかのように入り組んだ路地があります。
路地をあてもなく歩いていると、また同じ場所に戻って来たりします。
汲み取り便所の臭気抜きパイプが立っていたり、よそ行きではない住民の生活が垣間見れたりします。
樹齢何十年かのゴムの樹の大木。観葉植物でヒョロっとした鉢植えで見ることがあるゴムの樹ですが、立派な巨木になっています。三浦半島が冬でも暖かい証です。
https://soukaihenjitesouen.exblog.jp/28933558/#28933558_1
以前と違って、軒下の駒つなぎがアルミ柵に変わっていました。
釘を使ってない寺社造りの民家だと、かつて観察しましたが、今回また観察すると、軒下には釘が使われていました。
支柱と梁をクサビで留めていたり、緑青の銅板飾り、軒先を緩く反らせて立ち上げさせたり。凛とした手が込んだ造りです。
雨戸が閉まっていて在住物件かは不明ですが、こだわりのある住民のようです。頑固な宮大工の棟梁ではないか?と勝手に想像していますが…
港内でも強風で波が立ち、乗れれば…と思っていた小さな遊覧船は欠航でした。
港中心部の観光施設内には、三崎をロケ地にした映画・テレビの記念品やサイン色紙が陳列されていました。
三崎はシネマロケ招致団体のアピールが盛んで、実際に数々の作品で舞台になっています。良い雰囲気のロケ地です。
赤ジャンパーは「泣くなハラちゃん」でTOKIO長瀬クンが着ていたもの。サイズはMくらいで意外と華奢でした。
街を見渡せそうな神社の高台に上ると富士山が荒れた海の向こうに見えました。
港側からは後背の高台に隠されて見えません。