『東海道四谷怪談~南番(前編)<序幕・二幕目>』
『東海道四谷怪談~南番(後編)<三幕目・大詰>』


出演:中村勘三郎 中村橋之助 中村七之助 片岡亀蔵 笹野高史 坂東彌十郎 中村扇雀
2006年
53分
カラー
四世鶴屋南北の傑作であり、日本人の誰もが知る怪談噺「東海道四谷怪談」。串田和美の演出によって丹念に洗い直され、大きな話題となった平成18年のコクーン歌舞伎の舞台をご覧頂く。<髪梳き><戸板返し><提灯抜け>といった古典的な歌舞伎の手法を用いながらも、シアターコクーンという現代の劇場設備を駆使した<本水>や<早替わり>の演出にもご注目。単なる暑さしのぎの怪談噺というだけでなく、人間の奥に秘められた情熱をリアルに描き出した人間ドラマとなっている。お岩・小仏小平・佐藤与茂七の三役に勘三郎、伊右衛門に橋之助、直助権兵衛に彌十郎、お袖に扇雀、お梅に七之助、そして伊藤喜兵衛と伊右衛門の母お熊に笹野高史という充実の配役で。(2006年/平成18年4月・Bunkamuraシアターコクーン)



 以前にもテレビで何度も見た『東海道四谷怪談~南番(前編)(後編)<序幕・二幕目><三幕目・大詰>』を見る。

 たいへん面白かった。

 今月は通しで後一回☆

 時間があれば,見たいなぁ~☆

 こんなに観客を楽しませる芝居って、見てみたいなぁ~。



 ところで勘三郎さんのお身体のお具合はいかがなのでしょうか?

 ゆっくりと休まれて完治され,これからもずっと舞台を見たいです。

 





 (写真は2011年9月 新歌舞伎座 錦之助さんの『御摂勧進帳』  劇場外)

  『御摂勧進帳』



出演:中村橋之助 中村錦之助 中村種太郎(現・歌昇) 坂東巳之助 中村国生 中村吉之助 澤村宗之助 大谷桂三 坂東彌十郎 中村歌六
2011年
59分
カラー
荒唐無稽、豪快でユニークな味わいの作品、通称「芋洗い勧進帳」。 舞台は安宅の関、兄頼朝に追われた義経主従が山伏に姿を変え、関所へやって来る。関守の富樫左衛門と斎藤次祐家が詮議をするところへ遅れて駆け付けた武蔵坊弁慶。弁慶はお馴染みの“勧進帳の読み上げ”や“義経打擲(ちょうちゃく)”で一行の疑いを晴らし通過を許される。なおも縄に掛けられる弁慶だが、義経たちが去ったのを見計らうと縄を切り、番卒達の首を天水桶に投げ込んで金剛杖で芋を洗うように掻き回すのだった。のちに作られた歌舞伎十八番の『勧進帳』とは異なり、荒唐無稽で大らかな趣向の『御摂勧進帳』を、橋之助の弁慶、錦之助の義経、彌十郎の斎藤次、歌六の富樫でご覧頂く。(2011年/平成23年1月・新橋演舞場)





 以前にもテレビで見た橋之助さんの『御摂勧進帳』(2011年 新橋演舞場)を見た。

 この狂言も、とっても面白いなぁ。

 お家で見ていると他の知らない観客の方がまわりにいないから 大笑いするわ、見得部分でキャーキャー言うわ☆楽しくって仕方が無い☆

 橋之助さん,本芝居でも口元への字で浮世絵(役者絵)みたい☆舞台に立たれると、かっこいいなぁ~☆

「でっけぇ~」だな☆


 高校生の頃、「お掃除お掃除~」の場面や芋洗いの場面を見て、演目としては深く印象に残っているなぁ。

 この芝居,通しで見てみたいなぁ~☆

 





  『鈍獣』 

8★

監督:細野ひで晃
脚本:宮藤官九郎
出演:浅野忠信 北村一輝 真木よう子 佐津川愛美 南野陽子 ユースケ・サンタマリア
2009年
106分
カラー
世界一鈍いアイツが、俺たちの人生を壊しにやってくる 岸田國士戯曲賞を受賞した宮藤官九郎の同名戯曲を自身の脚色で映画化 殺しても殺しても死なない男を巡って騒動を繰り広げるコメディー 浅野忠信が何度殺しても死なない“世界一鈍い男”を怪演 週刊誌記者の静は、失踪した作家、凸川(でこがわ)の行方を探りに、彼の故郷にやって来た。そこで待ち受けていたのは、凸川の同級生で町の実力者の江田、警察官の岡本、そして江田の愛人、純子とホステスのノラだった。静は、失踪する前に、江田と凸川が再会していた事実を知る。実は、凸川は、江田の過去を小説のネタにしており、怒った江田は、凸川を殺そうとしたのだ。しかし、凸川は、何度殺そうとしても死なない…?!


 宮藤官九郎脚本『鈍獣』を見て,壷にはまった。

 結構美術的でサイケでそのくせ繰り返しのパターンとか使っちゃって古典的でえぐい内容なのにそれを感じさせないあっけらかんさがあって、見ているわたしが鈍獣なんだわさ!

 わたしの場合はこういう映画,結構好き☆ もっと見たいな。宮藤官の話とか浅野忠信さんとか…こういう映画…。

 今回も中味無しの記録にて失礼いたしま~すm__m






  黄色い難波、黄緑ポコペン




 難波を歩く
 人がまばら
 なんだか黄色


 おばちゃんは地下化粧室を利用
「お化粧コーナー」もあるのに、黄緑ポコペン
 よけいに黄色い壁に見えた。


          2012年7月  午前10時頃  
          おそらく節電対策のためかと思われます。





 Schubert - Der Erlkönig [魔王] (complete version.)
 

 Franz Schubert - Lieder (Fischer-Dieskau e S.Richter)
 

 Fischer Dieskau - Franz Schubert, Die Winterreise Op.89, XVII. Im Dorfe
 
 17. 村にては映画に出てきます ↑ ( Im Dorfe) 







   『ピアニスト』

監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
原作:エルフリーデ・イェリネク
出演:イザベル・ユペール ブノワ・マジメル アニー・ジラルド アンナ・ジーガレヴィッチ スザンネ・ローター
2001年
131分
カラー
2001年カンヌ国際映画祭グランプリ、最優秀主演女優賞、最優秀主演男優賞受賞。 公開時異色さが物議を醸した、中年女性の心の闇を描きだすラヴ・ストーリー。 幼い頃からコンサート・ピアニストになるために母親に恋をすることも許されなかったエリカは、今は夢叶わず音楽学院のピアノ科の教授になっていた。ある時、才能ある青年・ワルターとエリカは恋に落ちてしまう。そして、エリカは誰も知らない自分の性癖について打ち明けるのだった。



『ピアニスト』を見た。非情に中味が深い。深い用で単純。

 厳しい自己中な飛び立とうとする娘の翼を折る親と、一見堅物でピアニストの中年独身女性 

 詳しくは書かないが,風呂場でも自分の○○を捨てるシーンでは切なさで涙が出てきた…。

 好きなシューベルトに自分を重ねあわせ、或は精神病棟出なくなった父との血のつながりを感じてか、異様に屈折した○欲。

 才能ある女性教え子への嫉妬と挫折感。


 ウイーン国立音楽学校当日

 女性教え子の変わりにピアノを弾くはずの彼女

 ワルターの笑顔の挨拶に対するエリカのこの上ない憎悪の表情の後、バックに偲ばせたナイフで急所を外し左胸を突き刺し,開演前に音楽ホールを出る。

 これはワルターに対する絶望或は復習(罪をきせるつもりのか?)。好きなシューベルトで女性教え子に力が及んだというピアノの自信のなさ。屈託なく会場に入った真意を理解しない母親に対するもの…。それら複合した彼女特有の感情がああいう行動をとったのだろうか…。


 彼女が胸をナイフでひと突きし、ホールを後に外に歩き出し、黒字に白、無音の字幕となった。

 この音の無い世界が彼女の心理状態をうまく現していたように感じる。
 



 
 Fischer Dieskau - Franz Schubert, Die Winterreise Op.89, XVII. Im Dorfe 
 
 
 17. 村にて(13) Im Dorfe   ウィキペディアより ▼

夜明けに村にたどり着く。人々は心地よい眠りにつき、聞こえるのは犬の遠吠えと鎖の音。自分にはもう希望もなく、この人々とは違うのだ、と孤独を感じて終わってしまう。
長いトリルが印象に残る。中間部で、ジョヴァンニ・パイジェッロの歌劇「美しき水車小屋の娘」La bella Morinalaのアリア「もう私の心には感じられない」Nel cor più non mi sentoが引用されている。この引用については、歌劇の分野で成功しなかったシューベルトの皮肉である、あるいはビーダーマイヤー期の、小市民的なウィーン人の生き方への揶揄である、など、様々な説がある。

第1部 Erste Abteilung
1. おやすみ Gute Nacht

2. 風見の旗 Die Wetterfahne

3. 凍った涙 Gefrorne Tränen

4. 氷結 Erstarrung

5. 菩提樹 Der Lindenbaum

6. 溢れる涙(7) Wasserflut

7. 川の上で(8) Auf dem Flusse

8. 回想(9) Rückblick

9. 鬼火(18) Irrlicht

10. 休息(19) Rast

11. 春の夢(21) Frühlingstraum

12. 孤独(22) Einsamkeit



第2部 Zweite Abteilung

13. 郵便馬車(6) Die Post

14. 霜おく頭(10) Der greise Kopf [

15. 烏(11) Die Krähe

16. 最後の希望(12) Letzte Hoffnung [

17. 村にて(13) Im Dorfe

18. 嵐の朝(14) Der stürmische Morgen

19. まぼろし(15) Täuschung

20. 道しるべ(16) Der Wegweiser

21. 宿屋(17) Das Wirtshaus


22. 勇気(23) Mut

23. 三つの太陽(20) Die Nebensonnen

24. 辻音楽師 Der Leiermann

 




   『冬の小鳥』



監督・脚本:ウニー・ルコント
出演:キム・セロン パク・ドヨン ソル・ギョング コ・アソン パク・ミョンシン ムン・ソングン
2009年
93分
カラー
大好きな父に捨てられ孤児となった、9歳のジニ。絶望にたった一人で向き合い、やがてその運命を受け入れていく、ひとりの少女の孤独な魂の旅―。 70年代を舞台に、養護施設に預けられた少女の孤独な魂の軌跡を描いた圧巻の感動作。幼い頃にカトリックの施設に預けられ、養子としてフランスで育った女性監督ウニー・ルコントが演出を手掛け、『オアシス』の監督として知られるイ・チャンドンが、彼女が書いた脚本を読みプロデュースを買って出た作品。また仏カイエ・デュ・シネマ誌では、ポン・ジュノ監督が「2000年代最高の映画の1本」に選出している。主演のキム・セロンをはじめ、子どもたちの自然な演技が光る傑作映画。



 助けたい一心で養護施設に隠れて世話をしていた小鳥が死に,埋葬した場所に大きな穴を掘り,自分が入って土をかける。

 少女の心の葛藤を長い時間をかけ、克服し運命を受け入れる。

 そして、少女は養女となる決意を持ってフランスへと旅立った。



 整理の始まった女の子は養子にもらってもらいにくいという。

 1970年頃の外国人との養子縁組み、或は大きくなりすぎた大人の女性を家政婦変わりに連れてゆく貧困家庭との養子縁組といった当時の様子がよく分かる一作。







 『一谷嫩軍記~熊谷陣屋』幸四郎 團十郎 段四郎 男女蔵 松也 錦吾 高麗蔵 魁春 芝翫

  




出演:松本幸四郎 市川團十郎 市川段四郎 市川男女蔵 尾上松也 松本錦吾 市川高麗蔵 中村魁春 中村芝翫
2006年
91分
カラー
源平争乱の時代、『平家物語』で有名な「敦盛最期」のエピソード(一ノ谷の合戦で熊谷直実が16歳の平敦盛を討ったという史実)を取り込み脚色した名作。 源氏の武将・熊谷直実は平清盛の甥・平敦盛を討ち取った後、世の無常を感じて出家したと伝えられている。この物語では、敦盛が実は後白河法皇のご落胤であったという設定で、院に信頼を寄せられた源義経がその秘密を知り、敦盛の命を助けるよう直実に謎かけで命じる。そうして直実は我が子小次郎を敦盛の身替りとする決断をするのだった…。幸四郎の熊谷直実に、芝翫の妻相模、魁春の藤の方、段四郎の弥陀六、團十郎の義経という豪華顔合わせで。(2006年/平成18年10月・歌舞伎座)



 以前からテレビで何度も見ている 2006年 歌舞伎座 松本幸四郎さん中村芝翫さんの『一谷嫩軍記~熊谷陣屋』を見た。

 満足満足

 中村芝翫さんの表情で琴線に触れる…

 熊谷 花道の台詞

        ア、十六年は一昔、ア,夢だ夢だ。


 よ!高麗屋☆





   テレビCMでは既にやっているのでしょうか???


   こんな絵巻物を見つけました☆

   サンテの目薬の宣伝用のようです☆


   現代疲れ目妖怪絵巻    (サンテメディカルシリーズ)
   (音を出してお楽しみ下さい☆)



   最近絵巻物が好きなわたくしです(*^D^*)

   わたくし、参天製薬とは一切関係がありませんが,こんなページは好き☆















     103:『名作歌舞伎全集 第四巻』から「一谷嫩軍記」「解説」




「一谷嫩軍記」「解説」

 東京創元社

 昭和45年


 
熊谷
 今ははや何思うことなかりけり。弥陀の御国に行く身なりせば…。ア、十六年は一昔、ア,夢だ夢だ。
 ほろりとこぼす涙の露、柊に置く初雪の、日陰にとける風情なり。
  ト舞台皆々,引っぱりの見得にて
                              幕
  ト幕外、どんちゃんを冠せ、送りにて,向こうへはいる。
  後、シャギリ。





 昨日松本幸四郎さん 中村芝雀さん 松本錦吾さん 中村福助さん の『一谷嫩軍記~陣門・組打』を観て面白かったので,本日『名作歌舞伎全集 第四巻』「一谷嫩軍記」を読む。

 もちろん本書「一谷嫩軍記」には熊谷陣屋まで含まれている。

 今夕、テレビで幸四郎さんの「一谷嫩軍記~熊谷陣屋」が放映される。

「一谷嫩軍記 熊谷陣屋」は劇場でも何度となく観ているが、思わぬ展開が楽しみだ…。


 






  『義経千本桜~鳥居前』

出演:市川右近 市川笑也 市川寿猿 市川猿弥 市川門之助
2011年
37分
カラー
大河ドラマ「平清盛」で注目があつまる平安末期、源平争乱の時代。江戸時代の娯楽・歌舞伎には平家物語の世界を扱った名作が数多くあり今日まで絶えず観客を魅了し続けている。7月は源平争乱の時代に纏わる3作品をご紹介。 都落ちを余儀なくされた義経と静御前の別れの場面。 平家滅亡後。源頼朝は、平家の武将(知盛、維盛、教経)の首が雁首だったことや、平時忠の娘卿の君を正妻としたこと、後白河法皇から初音の鼓を賜り官位を受けたことを理由に、源義経に謀反の疑いをかける。都落ちを余儀なくされた義経が伏見稲荷にさしかかった所で愛妾静御前が追ってくる。義経は静御前に都に留まるように諭して初音の鼓を預け、家臣の佐藤忠信に静の守護を命じるのだった。忠信実は源九郎狐に右近、静御前に笑也、武蔵坊弁慶に猿弥、義経に門之助で。(2011年/平成23年7月・新橋演舞場)



 先日も書いたけれど全く知らなかった猿之助劇団の役者さん達の中で、右近さんってうまいなと思い始めた。

 手が「がばっ!」としていて、日本の誇る画家 須田国太郎の言うデフォルメ的でいいな。

 芝居四倍。動きが大きく見えて歌舞伎的でいいね。

 若干 手の「がばっ!」が幸四郎さん寄りで、声色が吉右衛門さん寄りかも?^^?

 見得が幸四郎さんか仁左衛門さんみたいにして下さればなぁ~劇場前席で観たいなぁ~(爆)

 ……今までこの劇団さんはほとんど見たことが無くて知らなかったので、6・7月と猿之助劇団の特集を組まれている衛星劇場に感謝かナ(笑)





 芝居知らずで好き勝手に感想を記録しております。

 見巧者のみなさま、御許し下さいませ。