たくみside





それから詩葉ちゃんは思う存分泣いて、少しは落ち着いてくれた…




詩葉「たくみくん……すいません……泣いちゃって……」




たくみ「ううん……泣いた方が楽になれることもあるからね」




詩葉「私もっともっと頑張ります…絶対合格したいから…」




たくみ「うん……信じてるよ、絶対大丈夫だって…」




詩葉「はい……!」




たくみ「ねぇ詩葉ちゃん」



詩葉「はい……!」


俺は告白する前にきちんと詩葉ちゃんのことをしろうとした、だからまず最初に…




たくみ「詩葉ちゃんは…彼氏いるの…?」




詩葉「えっ……!」




たくみ「ごめんね…でも気になっちゃって…」




詩葉「いないです…というかもう男性は信じれないです…男の人はすぐいなくなっちゃうから……それも…女の子の気持ちを無視して…」













たくみ「えっ……?どうして…」













詩葉「それは…」





気になる……男性恐怖症とか?過去に何かあったとか?




たくみ「分かった…無理には聞かないよ…」



詩葉ちゃんは何かトラウマがあってこんな……