先日、静岡県三島市川原ヶ谷にある瀧川神社(御祭神は瀬織津姫神です。)に参拝してきました。

ここは2013年10月に放火により社殿が全焼し、地域住民や三嶋大社、伊勢神宮、日本建築専門学校の学生の協力で2015年7月に再建された神社です。

実は先日の参拝の際、偶然にもその当時の氏子総代の方にお会いし、再建時の話を聞く機会が得られましたので、長文となりますが、こちらでも共有させていただきます。

・三嶋大社から伊勢神宮へ相談してくれたことで式年遷宮にて解体した饗土橋姫神社の古材と予備材を譲り受けることができたこと

・建築は静岡県富士宮市にある日本建築専門学校の学生が授業の一環として毎日夕方から夜遅くまで作業に取り組んでくれたこと

・地域住民総出で寄付を募り、境内の焼けた古木の伐採をしたこと

再建までは莫大な費用と時間がかかるだろうと思っていたそうですが、こんなに早く再建できたのは多くの協力してくれた人達のおかげとおっしゃっていました。(私もその話を聞いて、胸が熱くなりました。)

元々は1989年まで三嶋大社の神職が禊ぎをしていたことで地元では知られている神社ですが、新瀧川神社として、これからも地域の宝として存在してくれることが大変嬉しいことです。