敏腕Oマネージャーから連絡があり、
「新潟のある小学校の先生から連絡があり、大桃さんを取材したいそうです」とのこと。
「どんな取材?」
「小さい頃の大桃さんのころらしいですよ」
小学校の先生に話ほどのことは,,私には無いと思うのだけれど。
一度は断ったのですが、もの凄く熱心に連絡を下さったようなので、申し訳なく思い
東京の仕事場にお越しいただけるなら・・・という条件付きではありましたが
「行きます」とのご返事を頂き、そこまでおっしゃるならと取材を引き受けました。
やってきたのは30代そこそこの先生二人。
細身のO先生(小学校一年生担当)と、全体補佐をしてるS先生。
どんな本なのか見本を持ってきてくださいました。
読んでみると、学校や地域の取り組みを紹介しているとっても立派な本でした。
「小さい頃はどんなお子さんでしたか?」と聞かれるものの
私は、学校不信だったのです。
落ち着きがないし、自分勝手だし、協調性がないなんてことばかり通知表に書かれていた。
先生は私を嫌いに違いないと思って、好きじゃなかった。(身勝手でしょ)
だから恩師もいないという・・・先生方にはがっかりした話になったのではないだろうか?
でもね、社会に出てから先生や親の言ってたことの意味が分かるようになった。
銀行員・芸能界といろいろな仕事をさせてもらって、世界が広がった。
韓国に短期留学したりして、結局は自分の人への接し方が重要なのだと知った。
分かるのがもう少し早かったら、私の人生は変わっていたのではないかと思うことは多いけれどね。
先生にもっと、言って欲しかったな~。
その時は、聞き入れない私がいたんだと思うけどね。
オタクだったから私。
アニメが好きで、テレビやコミックを信じていた。
現実の社会を信じていなかった。
その時は変な子だったけど、今は時代が変になったから、私が常識人みたいに思われることもある。
この社会の中で、子供たちに教える先生方は悩みも多いことでしょう。
学校から帰ってからの時間に生徒たちのこと、ご父兄のこと、地域のこと、職場のこと
沢山の課題と目が先生をみている。
私の小さい頃は、
「先生に怒られた~」って親に言ったら
「あんたが悪いんでしょ!」って家でも鉄拳だった。
今は、学校に聞きに行くらしいよ。
「うちの子がどうして・・・」って。
子供も家で見せない姿を学校で演じていたりするから、親も分からないこと多い。
先生も子供たちのためになることはないか?と考えている人もいる。
私がお話した先生はそうだった。
この新潟の小学校は、とっても恵まれていると思う。
熱きこころを持った先生が2人はいるのだから。
この学校はとっても研究熱心で、豚や鶏を育て、人間が食べるまでの一連の食育も行っています。
鶏の絞めるところも見せるらしい。(見たくない子は見なくていいと選択性)
(食べられない子供たちもいるみたい)
野菜も育て、給食にだしたりと栄養士さんの活動も活発だそうです。
話を聞いていたら私が取材したくなりました。
今度は私が取材させてもらうかも知れません。
その時は、先生方宜しく御願いします。
いろいろとつながって行きます。
人間っておもしろいですね