断捨離、快適に進行中です。

引っ越しするみたいに、大量に処分して

どんどん身軽になりつつあります。

 

今まで「断捨離」を避けてきた理由の一つは

 

「断捨離」と言うと

「捨てれば捨てるほど、良い」

という精神が、奥底に流れているようで

 

断捨離ファシテーターさんは

「できるだけ、捨てる方向に誘導したがる」

ように感じていたからです。

 

 

断捨離に手を付けてしまうと

一つ一つの物に

「残すか、捨てるか」

の二者択一を迫られているようで。。。

 

 

ファシリテーターさんが、お客さんの家を訪ねて、

「その物を、手に取った時のフィーリングで決めましょう。

さあ、どっちですか?」

と、にこやかに迫っている図をテレビで見たこともあり、

(私がそうとらえただけで、そんなつもりはないかもしれないですけど)

 

 

なんとなく

すべての持ち物に白黒つけることが

いやだったんですね。

 

 

でも、そろそろ引っ越ししたいとも思っており、

いい物件が見つかった時に

さらさらっと、移動できる身軽さにもあこがれており、

そのモチベーションが高まってきたので

今回、手を付けてみたんですね。

 

 

初めに決めた原則は

 

「気楽に、ちょこっとずつ始める」

「保留もオッケー」

「残すor処分する、を決めるのに、時間かけていい」

 

ってこと。

 

 

何年か前に読んだ本に

「まずは、衣服をすべて床に並べて、ながめてみる」

と書いてありましたが、それは私にとって

たいそう過ぎます。

 

私の場合、まずは

 

タオルはどれだけある?

シーツは?

ボトムは?

トップスは?

コート類は?

下着は?

 

 

と種類ごとにだいたい、ざくっと

自分の持ち物を把握。

 

 

その中で

 

使い続けたいもの、と即答できるもの

処分したい、と即答できるもの

 

があり、

 

最近着ていなかったけれども、また着てみたいもの

忘れていたけど、また着てみてどちらにするか決めたいもの

ちょっと未練はあるけれども、もう着ないであろうもの

 

など、

その間にいろんなグラデーションがあるわけですね。

 

 

そこで「保留箱」を作っておいて

 

 

微妙なものは、そこへ入れておく。

 

もう一度着てみてから、決めたいものも

保留箱に入れて、着てみる。

 

 

処分するにしても

愛着のあったものに、お別れをする時間が

必要なものもあります。

 

 

忘れていたけど、着てみたら

「これ、いいやん」って

引き出しに戻したものもあり

 

 

もう使わないことがわかっていたけれど

単に、往生際悪く捨てられなかったもので

保留期間中に、ふと未練が断ち切れて

感謝してお別れできたものもあります。

 

 

きちんと、お別れをする時間が

必要なものもありますね。

その物との関係によって、どういうプロセスが必要か

または必要でないか、いろいろです。

 

 

まだ、処分できないものがあってもよいと

私は思います。

 

なかなか捨てられない自分がいてもよいと思います。

自分は、これにまだ未練があるんだー

と気づくことで見えてくるものがあります。

 

 

さっきも書いたように

「捨てれば捨てるほどよい」

わけではなく

 

自分にとって心地良いものは何か

それを決めるのは自分ですもんね。

 

 

ただ、自分がどんなものを持っているのか

それに気づかないことには

始まりませんね。

 

 

私は

自分でも、よくわからないところに

自分にも、よくわからないものが

たくさん隠れているのはいやだったのでした。

 

まずは

 

自分の持ち物に意識を向ける

 

だけのつもりで、フタを開けて見てみると

いいことがあるかもしれませんね。

 

 

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