最近、芸能人の自死が相次ぎましたね。

この件について、自分が思ったことを書きたいと思います。

 

人の生き死ににかかわることですから、正直ちょっと迷ってたんですけれども、

クライアントさんで、竹内結子さんの件があってから涙が止まらないって

おっしゃった方がおられまして

その方には個別にお答えしたんですけれども

 

私なりに考えたことを書けば、

視野を広げて、新たな観点から物事を見るのに

誰かの助けになるかなぁと思いました。

 

「涙が止まらない」こと自体も、

別に「悪いこと」ではないんですよ。

でも

「そうしたくないのに、止められない」のなら

こんなふうに捉えると、役に立つかもしれません。

 

 

まず

 

すべての物事は中立

 

です。

 

 

人間界の物事で、

 

絶対的に正しいこととも

対的に間違っていることもない

 

絶対的に善いことも

絶対的に悪いこともない

 

というのが大前提です。

 

クリスチャンの方でしたら

絶対に自殺はしちゃいけないって思うかもしれませんし

何があっても、がんばって生きなきゃだめなんだー、という人もいるでしょう。

 

子どもさんがかわいそうとか 

あってはならないことが起きたとか 

そこまで追い詰められていた竹内さんがかわいそうとか 

いろいろな見方ができると思うんです。

 

でも私は

いいとか悪いとか、正しいとか間違っていると

ジャッジすることではないと思っております。

 

物事に、良いも悪いも、正しいも間違いもないとしたら

自分の周りに起きることについて

それをどのように捉えるか、ということによって

自分の世界が作られていくと思うんです。

 

自分の物の見方、捉え方次第ですね。

自分が体験したこと、目にしたことから

自分が何を感じるか、何を受け取るかなんですね。

 

そういう時、

様々な社会の常識や固定観念などから自由に なって

違った観点から物事を見るために、有効な質問があります。 

 

それは

全てが うまくいっているとしたらどうだろう?

すべてが完璧に進行 しているとしたらどうだろう?

 

という質問です。

 

 

宇宙の壮大なレベルの視点で見た場合

私たちにはなかなか全貌はつかめなくても

 

竹内さんが自死されたことも

すべてが完璧なできごとだったとしたら、どうだろう?

 

お子さんも、1歳に満たない時に

母親が自死することを、わかった上で生まれてきたとしたら、どうだろう?

 

 

 

まず、今回のことで

たくさんの人々が、自殺をする方々に思いを寄せたのではないかと思います。

 

 

最近では

「コロナ」について聞かない日はないですね。

 

コロナにかかって、そのうち日本で何人亡くなったかと言うと

今日現在、1,642人です。

 

自殺した方は、昨年、令和元年は20,169人だったそうです。

統計に出ているだけで、それだけおられるわけです。

今年はもっと増えているそうです。

 

コロナで亡くなった人が今日は何人だったか、ということばかりでなく

人知れず、そこまで追い詰められていく人がたくさんいること、

コロナばかりでなく

そちらにも目を向けることになったと思います。

 

それだけの方が自殺している事は

なかなかニュースにならないし

すぐに忘れられてしまうようなことかもしれませんが

有名人が亡くなると、強いインパクトがありますね。

 

 

宇宙レベルで見ると、今は

長い「分断の時代」から「統合の時代」への移行期だと言われています。

 

いろいろなことが明らかになる、

明るみに出る、

という時代でもあります。

 

亡くなった方々の個別の事情は私にはわかりません。

いろいろな情報が飛び交うので

あまりそういう情報には触れないようにしていますしね。

 

亡くなった芸能人の方々は

はたから見ると

美男美女で、人気も富もあり

仕事もうまくいっていて、順風満帆で

たいていの人が欲しがるようなものは

すべて持っている、かのような人々だと思いました。

 

それでも、やっぱりみんなそれぞれ

つらいことも悩み事もあるんだ、

根本的には同じなんだ、

そうかけ離れた存在ではないんだ、

 

ということも受け取りました。

 

芸能人は大変だろうなーと前から思っていましたが

いかにストレスフルなのか、ということも改めて感じました。

 

私には芸能人は務まりませんね。

 

いつも人に見られてるのは嫌ですし

たくさんの人が自分のことを知っているとか

いつもすごくきれいじゃないといけないとか

かっこよくないといけないとか

ちょっとしたことで炎上したり。。。

 

芸能人の方はそういうこと自体も

人生の青写真で、そんなふうに生きることを決めて生まれてきたから

そのこと自体も、楽しめるような素質を持っておられるんだろうなあ

そうでないと、耐えられないだろうと思っていました。

 

それは、ある程度当たっていると思いますけれど

「それでもやはり、とても大変なんですよ」

という表われなんだなと思いました。

 

もしかしたら、今までの芸能人さんはものすごく努力をして

いろんな辛いことも 必死に頑張って、隠してこられたのかもしれません。

芸能人としての辛さ、マイナス面を表に出さないようにしてこられたのかもしれません。

けれども そういったことが表に出る、明るみに出る、という時代になってきて

それを体現するような事柄だったのかもしれません。

 

「有名税」なんて言葉もありますけれど

相手が有名人でも芸能人だから

何を言ってもいいというものではなく

配慮は当然必要ですもんね。

 

 

大変なんですよー

しんどいんですよー

無理なことは無理なんですよー

もっと自由に生きたいんですよー

 

って本音をもっと出していっていいやん

って思いますし、そうなっていくだろうと思います。

 

もっと楽に、もっと気楽に、楽しく生きられるようにしようよー

いろんなこだわりとか、枠を取っ払ってって行こうよー

 

そんなふうに、改めて思いました。

 

どう受け取るのが正しいとか、正しくないとかではなく

私はこんなふうに受け取りました、っていうことなんです。

 

自分が感じたこと、考えたことが

あなたにとって、大切な事なんです。

 

「正しい答」なんてありませんからね。
 

 

この質問が

物事の捉え方の枠を壊す、枠の外に出るということに

なんらかの役に立つと嬉しいです。
 

この件で

「働く女性が、いかに辛い立場にあるか」

「女性が生きやすい社会作りを加速させよう」

と話している人もいました。

 

また、自殺を図って生き残ったサバイバーの方のほとんどが

「あの時死ななくて良かった」と

思っているという話も聞きました。

 

竹内さんの、お子さん達のこと を考えると 

私も心が痛みますが
 

お子さんにとって 

1歳に満たないうちに 

お母さんが自死してしまうということをわかった上で生まれてきたとしたら・・・

 

その経験を踏まえた上でなければ、できない人生を生きるのだとしたら

その人にとっては、

予定通りのことが、必然のことが起きた、

すべてがうまくいっている、という風にとらえることも出来るんです。

 

その経験から人生をクリエイトしていける

ものすごく勇敢で、強い魂だと、私は思います。

 

 

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