この本を読んでいるあなたは,普段からプラス言葉を使うことの重要性を理解しているはず.
しかし,残念ながら,世の中には,人を傷つけたり落ち込ませたりする言葉を使ってしまう人がいるのも事実です.
「そのメイク,老けて見えるんじゃない?」
「今さら何を,って感じの企画ではあるよね」
何かひと言,皮肉っぽいことを言わずにはいられない人が,あなたの周囲にもいることでしょう.
こういうときは,戦わないのが,いちばん強い.
「カチン!」と来て言い返していると,あなたも結局,不幸な「マイナスワールド」の住人になってしまいます.
だから,余裕でこう言ってください.
「なるほど,そういう見方もあるネ」
この言葉の拠り所となるのは「ダイバーシティ=多様性」です.「相手の考えは否定しないが,自分には自分の考えがある」というスタンスは,自尊心をしっかり守りながら,同時にいらぬ軋轢(あつれき)も避けることができます.
「人の気持ちは,人のもの」.コントロールしようとするから,心が疲れてしまうんです.人を変えようとしてイライラするより,多様性ととらえて,
「そういう見方もあるネ」
一言でサラッと流してしまいましょう.
佐藤伝著「言葉の習慣」(Gakken)より
今日も1日なんとなくいい気分で!
