NHK「あさイチ」をご覧いただい方、
ありがとうございます。
“攻めの間食” という面白いテーマに取材協力させていただきました。
ラブテリ トーキョー&ニューヨークは以前よりヘルシースナッキング習慣を指導に導入しており、主な理由は…
①血糖値の安定
→食事の回数が小まめであるほど血糖値は上下幅が小さくなる。
②ドカ食い予防
→とくに働く女性は夜に重たい食事をして朝ごはんが食べれない傾向にあり、体内時計の乱れが慢性化しやすいことから、夜のドカ食いを防ぐためにお昼から夜にかけてヘルシースナッキングを意識する。
③抗酸化物質や水溶性ビタミンの血中レベルの安定
→肌や産む力(卵子など)の酸化ダメージを最小限にするため、尿中に排出されてしまう抗酸化作用のあるビタミン類(VC)をコンスタントに摂る。
④貧血対策
→日本女性の潜在的な鉄欠乏は約1,000万人ともいわれ、貧血が大きな課題であることから、鉄分や亜鉛、食物繊維などの肌や体型に影響する栄養成分はおやつタイムを利用して賢くチャージする。
2011〜2015 ミス・ユニバース・ジャパン 栄養指導
2014〜 「まるのうち保健室」栄養指導
多くの女性がカロリーと肥満に誤解をしており、例えば朝食を抜いた方が一食分カロリーが減るから痩せる、と思っている方が多いのですが、事実はその逆で。
三菱地所(株)と共同調査している「働き女子1000名白書」においても、朝食を食べている人の方がスリムで骨密度も高い結果になっています。
同じように、おやつも食べ方と内容次第で健康と美容の強い味方に。
LOHACOさんのwebsiteがわかりやすくまとめて下さっていますが、たんぱく質と食物繊維を含むおやつの摂取は、余計な糖質(甘いものやジュース)の摂取を抑制し、
質の高い食事(高たんぱく・低脂肪な食事)に繋がることが米ミズーリ大学から研究報告されています。
また、私たちの調査では、日本女性は見た目スリムでも体脂肪の高い“隠れ肥満型”が多いのですが、
背景に高い朝食欠食率とデスクで食べるsugar&fatなおやつ過剰摂取傾向にあり(どちらも勤務時間が長いほど悪化)、体脂肪増加の背景に血糖値の乱れが挙げられます。
この対策にヘルシースナッキングは有効で。
実際に食事回数とBMIと摂取カロリーに関しては以下の報告が。
たんぱく質・食物繊維を含むおやつ(大豆スナックや豆乳ココア、ヨーグルトなど)であることが条件ですが、日本女性はこれに鉄分や亜鉛、ポリフェノールなどを加えて欲しいと思います。
※大塚製薬(株)との共同調査で、20〜50代で体内の活性酸素レベルがもっとも高いのは20代でした。若くとも錆びています。
それを叶えるおやつを番組で紹介させていただきました。
娘のお世話でオンタイムでの放送はしっかり見れませんでしたが
2012 ミス・ユニバース・ジャパンのファイナリストで、教え子の岸本美穂ちゃん、ありがとう。佐々木アナウンサーもとってもキュートでした。
光栄にも番組に「細川流 攻めの間食法」を
まとめて頂いたので、最後に掲載します。
①必要な栄養素を見極める
※たんぱく質・食物繊維・鉄分は必須
②好きな食品から栄養を摂る
③カロリーは間食の総摂取量で調整(目安は約200kcal)
私自身、無理なくおやつを食べながら産後1年で体重を13kg戻しました(進行中)
指導内容や私たちの日本女性を対象とした独自調査、お悩み解決レシピについては著者にもまとめていますので、宜しければご一読ください。
注意事項として、3食の合間の間食を必ずしようということではありません。