森三中の大島美幸さんによる妊活休業宣言より 一年程前から妊活セミナーなどを実施してきたLuvtelli Tokyo&NewYork.


その受講生の一名からとっても嬉しい報告が届きました!!


その方はご結婚されていて、今は旦那様と妊娠に向けて検査などに通われています。検査というと、女性は卵管造影などの検査を受け、男性は精液検査を受けます。


このとき、旦那さまの結果が思わしくなく、どうしたら~{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/ts/tsutomu-n/1252536.gif}と悩まれていたので、旦那さまの健康状態についてヒアリングし、栄養アセスメントを行いました。
 

その一、食事は和食を中心にし、かつ低GIに。+ 五色を意識する。
糖化を抑制し、発酵食品で腸を整える。また、鰹出汁にはイライラや興奮、不安などの精神的ストレスを抑制し、活力を与える素晴らしい働きがあります


食後血糖値150mg/dlを超えると卵胞液をも焦がしてしまう糖化が促進されてしまいますが、和食は洋食に比べて血糖値があがりにくいことが報告されています ※


そのニ、精子はストレス防御能力がないに等しいため、酸化が脅威と肝に銘ずる。
喫煙や飲酒により運動率が低下するため、しばらく控えめに。さらに、炎症が酸化を誘発するため、食事から抗酸化物質(野菜・果物)や抗炎症作用のあるオメガ3を含む食品(魚類やクルミなど)を意識して摂るようにする。酸化を促進する揚げ物などは控えめにすることも大切です。


その三、サプリメンテーションを行う。
卵子精子ともに研究の成果が報告されているオメガ3(魚油由来かつ医薬品レベルのもの)と、精子形成に影響を及ぼすアルギニンを含むアミノ酸、亜鉛を含むマルチビタミン&ミネラルです。    
※ アルギニンは成人の身体では作り出すことができるアミノ酸のため、必須アミノ酸ではありません。子どもの場合は必要に値する十分な量を作り出せない + 需要が大きいため、意識的なチャージが必要とされ、準必須アミノ酸になります。
近年、大人も老化のプロセスにより十分なアルギニンを作り出せていない可能性が指摘されています。


その結果、二ヶ月で嬉しい結果が出たことを昨日報告してくれました{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/ka/kamabokopero/15837.gif}



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※ご本人に掲載の許可を得ています。



すごい!!!{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/bo/bokura92/75320.gif}{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/bo/bokura92/75320.gif}{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/bo/bokura92/75320.gif}
濃度は21.5→91.0と劇的に変化し、運動率も18.6→57.7と大幅に改善されています。


嬉しいですね~自分のアドバイスで相手の身体が良い方向に向かったことを実感する時ほど嬉しい瞬間はありません。


酸化・糖化・炎症(酸化を促進)を抑制し、身体に必要なものを食べる・摂る。
その結果相手に訪れる変化は良くも悪くも食事の影響力の大きさを垣間見る瞬間です。


体内の炎症マーカーに「C反応性蛋白」というものがあります。
CRPは、身体のどこかで炎症が起きていたり、組織が壊れることによって高まるため、炎症性疾患のマーカーとして幅広く使われています。
動脈硬化になるとCRPが上昇することから心筋梗塞などの早期診断や予防マーカーとして期待されていますが、食事とも関連することが 「Journal of Epidemiology」 に掲載されています。


様々な野菜・キノコ類・芋類・果物を食べていた「健康型」は高感度CRPが男女共低く、肉類やマヨネーズ、揚げ物や炒め物を中心とする「欧米型」では女性の高感度CRPが高くなる傾向にあったことが報告されています。
※微量なCRPを検出するため、高感度CRP測定を用いています。


炎症を抑制する野菜や果物の抗酸化物質は色素や匂いに含まれるため、食卓は五色を意識することで必然的に栄養バランスも整い、CRPを下げる食事に繋がります。


もちろん、食事や栄養の効果がきちんと出るのは内臓が健康であることが第一条件。
栄養の吸収率と利用率は消化液の分泌量や腸のコンディション、バクテリアの状態など、様々な要因に影響を受けるため、もとの身体が健康だからこそ効果的に栄養が機能できるといえます。


頑張った旦那様に拍手!!{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/as/asur1n/1597967.gif}


身体はいくつになっても変えられます。


※ 鰹出汁と精神疲労の関係 : 野口孝則 、野沢与志津 、黒田素央、福岡女子大学・人間環境学部、味の素(株)・健康基盤研究所 
※ 食事の種類と血糖値 : 岐阜女子大学紀要 32, 131-136, 2003-03-30  
※ Journalof Epidemiology. 21(2): 122-131, 2011.