大人の社会科見学-DNA対応医薬品-

朝から快晴の今日はLuvtelli大人の社会科見学@日本科学未来館

［遺伝子の家系写真］


「世界の終わりのものがたり-もはや逃げられない７３の問い-」というシリアスすぎるテーマの企画展でしたが「世界のおわりのスウィーツ」や「永遠におわらないナポリタン」など、ユーモアたっぷりな内容で意外や意外に大人でも楽しめました。


今日で自分が死ぬまでにあと何回ご飯が食べられるのかもわかってしまいましたよ（99,645回）


「近未来の医療ブース」では、二年前にスタンフォード大学で聴いた“ 未来の医療 ” の講義の中で教授が「遺伝子から相性のよい薬を処方する」と話していた（当時すでに抗がん剤やワーファリンはDNAマッチングサービスが機能していました）“ DNA対応医薬品の日本版 ”を見ることができました。


これです。

同じ「鎮痛剤」や「アレルギー性鼻炎」が裏面を見るとDNAタイプ別に分かれているだけでなく、とくに強く副作用が出てしまうDNA型も記載されています。「一人一人の遺伝子を理解し、サプリメントも薬もこうしたマッチングサービスによって処方される時代になる」と教授が力強く話していた近未来が目の前に！


ちょっと興奮。

まさに“ テーラーメイド医療 ”ですね。
副作用をより確実に回避できるのは素晴らしいこと。


ときに副作用が患者の生命を脅かすような強い薬には是非マッチングサービスが実用化されて欲しいと元ガン患者家族として切に願います。そんなこんなで今日は“近未来ワールド”を心から楽しめました。


GWもいよいよ明日が最終日ですね。
雷雨の予報が覆りますように。


モモ