皆さんこんにちはばいばい

私は今、金沢に向かう新幹線の中でまさかの立ち往生しています。ひとつ前の列車に乗用車が突っ込むというニュース沙汰の事故が起きまして、閉じ込められております。

リハに間に合わない~

Facebookでも報告しましたが、昨日は食事•栄養尽くしの一日でした。最新の栄養学情報をアップデートすべく米国臨床栄養士の佐藤先生の講演会にラブテリ栄養チームと参加してきました。テーマは「グルテン不耐性(セリアック病)」についてです。

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近年、米国ではトランスファットフリー並みに主流なのが“グルテンフリー”

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グルテンとは小麦タンパクですが、実はこれに不耐性を持つ人たちがいて、その症状と日本人の潜在患者にまつわる貴重なお話でした。グルテン以外にもカゼイン(乳タンパク)に不耐性をもつ人たちもいます。

不耐性があるとどうなのかというと、大問題なのです。

不耐性のある食べ物を食べると食後の膨満感やガスに繋がります。そうした食品を食べ続けるとグルテンやカゼインにより、小腸で栄養をキャッチする絨毛の凹凸がフラットになってしまい、栄養が引っかからなくなり、単糖類やマグネシウム•カルシウム、鉄分や亜鉛、VB群に至るまで幅広い栄養素が吸収できず、慢性的な栄養障害を同時多発的に発症します。

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(NYのグルテンフリーのピザ)

それでいて炎症火も起こっているので、もう大変。

エネルギー源になる糖質が細胞に届かなくなればラブテリブックでお馴染み低血糖を発症し、体のコントロールがきかなくなります。平成脚気しかり、現代食の問題である“食べるから起こる栄養失調”の代表格です。

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(グルテンフリーのパンケーキミックス)

貧血•便秘•慢性疲労•膨満感•不眠•味覚障害•肌荒れetc…あらゆる症状に襲われます。ところが病院にいっても「逆流性食道炎」や「過敏性大腸炎」と診断され、胃酸ブロックなどを服用することでさらなる栄養障害に発展するリスクもあります。

米国ではセリアック患者は肌がアトピーのように炎上してすごいことになりますので、そうした人たちはグルテンフリーの食材を食べる必要があります。“除去食”というやつですね。でも、日本ではちょっと難しいかも…。

それもそのはず今やそば粉やかまぼこ、ソーセージのつなぎに小麦粉を幅広く光っているため、日本人の方が小麦を摂取する機会は増えてしまったのです。ローテーションダイエットは少なくとも2週間、該当する食品を控えなくてはいけません。醤油やソースもとなるとちょっと大変ですよね汗

思い当たる…という方は保険適応外の検査で高くなりますが、今はたくさんの項目を調べてくれるので是非一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。まだまだグルテン不耐性の知識のあるドクターは日本には数えるほどしかいません。

-臨床栄養素のいるクリニック-
青山外苑前クリニック
辻クリニック

Luvtelli読者にこうした検査を気軽にしていただけるよう、LuvtelliのDr.や臨床栄養素と準備を進めています☆私も乳製品にはあると思います。量を摂るとポチッとできますもの~。

この後は小学生の恐ろしい食生活の実態リサーチがあったのですが、それはまた今度☆

金沢大会の本番行ってきまーす!


MOMO