ハンブルグ3日目はBioCafeにてインタビュー


このBioCafe、個人宅をCafeに改装したもので、
カントリーな雰囲気がすごく素敵でしたティーポットハート

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おばあちゃんが焼くようなホームメイドケーキshokopon
(とんでもなくビックサイズなんだけど…)

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このCafeはハンブルグで最も裕福な場所にあり…
う~ん、米国でもヨーロッパでも日本でも、
オーガニックとくれば=裕福層という方程式。

貧困層=肥満という方程式も共通…

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なぜだろう~とふっと考えながらも、
運ばれてきたスコーンと紅茶に舌鼓を打つハート

ここで20年以上ハンブルグに在住している、
日本人マダムお二人に話を聞きました。

ドイツ人と結婚され、こちらで子育てをされ、
日本人学校の事務や通訳をされていたマダムたち。
その話が私たちにあまりに大きな衝撃をもたらすのです…

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数多くの米国に戦争で負けた国が教育を握られた中で、
ドイツ教育だけは不変のまま。それだけの実績があり、
優秀な学者を多く輩出し、ユーロ1豊かな国した教育。


それはあまりに日本と掛け離れたもので…


なんでしょうsao☆


鍛えているところが全く違うんですよね。
え?それって日本で優秀になっても意味なくない?
という衝撃の結果に全員脳内破壊もいいとこ。


例えばドイツ教育で成績評価となるものは
「ペーパーが3・ディベート(意見)が7」
なのだそう。筆記が占める割合はとても低い。


ペーパーがだめでも自己主張ができればOK。


授業もほとんどが子供たちの挙手によるディベート。
とにかく自分の意見をきちんと伝えることが一番で。
社会と同じに不公平は当たり前。

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ドイツ人の教育方針の根底にあるものは「自立」
小学校4年にもなれば進路をはっきりと親に自己主張する。

知識ではなく、方法論を教育する。
途方もなく長い歴史を義務教育内で教えきるのは不可能。
だから歴史の調べ方・向き合い方という方法論を教える。

算数の式も、最後の問いは自分で文章をつくる。

とにかく「考える力・伝える力」


ペーパー上で勉強ができても、
いくらTOIECが優秀で語学ができても、
「自ら考え、自らの意見をきちんと主張する」
それができなくては世界で使い物にならない。

実は私はこういうケースをたくさん知っています。

白熱するディベートの最中、
うつむいているのはまず日本人。

間髪いれずに自分の意見をはっきり主張できない。
スピード感についていけない。そして黙りこくってしまう。

ペーパーこそが評価の全てある日本教育で育った私たち。

鍛えられた能力が異なるもの同士が国際社会で対面するとき、
仕事というカテゴリーにおいて主張ができなくては話にならない。
そう、まず土俵にすら上げてもらえないということなんです。
もちろん日本教育の良さもあるのはみんなわかっています。

でも、今は21世紀。

土俵は東の小さな国から世界になる。
誰にとっても革命の時代なんだと思います。
私たち大人にこそ考える力が必要なんですよね。

「じゃあ…どうしたらいいの?」

となるのはやはり日本教育の結果。
〝考える〟というのは鍛錬ですね。

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たまに日本に行くというマダムたち、
若者のコミュニケーション能力の低さを憂いでいました。

数時間のインタビューを終え、
あちらのマダムたちは栄養学に興味津々!
是非講演をとリクエストを受け、快諾しました頑張る

要望さえあれば世界中の人に話していきたい。
自分の分野で貢献できるのであれば喜んで。

ハンブルグのステイを最高のものにして下さった、
とてもチャーミングなのぶこさん(感謝ハート)とも
フランスで再会の約束をし、ハンブルグを発ちました。

フィンランド教育・ドイツ教育・シュタイナー・森の幼稚園etc…
「世界の教育特集」楽しみにしていて下さいね頑張る