マーラー 「若き日の歌」より 夏に小鳥はかわり Ablösung im Sommer
「若き日の歌」は1880年から1889年に掛けて全14曲が作曲された連作歌曲集。作曲はオーストリア人のグスタフ・マーラー。歌詞の大半は「子供の不思議な角笛」(ドイツ民謡集)が使用されている。
カッコウが池に落ちて死んでしまった…
誰が夏の間、僕たちを楽しませてくれるんだろう?
そうだ!うぐいす夫人が歌ってくれるさ!
彼女は枝にとまって、カッコウが鳴き止んだらうぐいす夫人が鳴いてくれるさ!
「クック」と鳴くカッコウと滑らかに歌ううぐいすの掛け合いが繰り返される曲。
マーラー「交響曲第3番」ではこのメロディが使用されている。
トーマス・ハンプソン
アンジェリカ・キルシュラーガー
エリザベス・クールマン