対岸の彼女
初めて角田光代を読みました。
今までは、「キッドナップツアー」のイメージでわりと子供の読み物的なイメージでした、ごめんなさい。

感動しましたー!
これ、女の人にしかわからない種類の感動かもしれません。
私の周りでは1対複数のいじめってあんまりなかったように思うんですが、それでもあの「女子」って感じの女の子特有の異様さはわかります。

「なぜ私たちは年齢を重ねるのか。生活に逃げこんでドアを閉めるためじゃない、また出会うためだ。」

ここが一番好きなフレーズです。

ちなみに。
この本に、私の本名の苗字とよく似た名前がでてきます。
「片思い」と続けて読んだのでびっくり。
苗字、名前とも割と珍しい名前なので、ちょっとうれしいです。