息子の身長治療を保険外で受けさせると決めてから、一年
かかった費用は約170万円になりました。
教育費でもなく、医療費でもない
歯科矯正と感覚は近いのかなと思いますが、すごい金額です。
この一年、促されなくても、息子は毎日のルーティンとして治療を続けてきました。
毎日欠かさず薬を飲み、注射の日には、私が注射を打つための注射器を自分で出して、保冷剤で冷やしながら待っています。
ニキビに悩まされて、スキンケアをするようにもなりました。
そんな姿を見ながら、
プリモボランの内服やソマトロピンの注射が、息子の身体にとってどんな影響を与えているのだろう、と
不安を感じることもありました。
実際、息子の身体つきには変化があります。
細身なのに、筋トレをしているわけでもないのに腹筋に筋が入っていて、身体も筋肉が硬い。
プリモボランには筋肉をつきやすくする性質があるので、その影響なのだと思います。
身体はまだ小さいのに、少しずつ「子どもらしい体つき」ではなくなっていく。
プリモボランを飲み始めて声も変わりました。
思春期への入り口が、自然な成長とは少し違う形になってしまったように感じて、
寂しく感じることもありました。
170万円かけて、よかったのか?
そう聞かれたら、今の私にはまだ分かりません。
これから息子がどこまで身長が伸びるのかも分からないし、治療による長期的な影響についても、
今の時点で答えを出せることではありません。
ただ、1年前の私は、
「少しでも伸びる可能性があるなら」
そう思って、治療を始めることを決めました。
そして、この一年、実際に息子の成長を見てきました。
息子自身は、治療を始めてよかったと思っていて
一度も「やめたい」と言ったこともありません。
毎日の注射も薬も、もう息子にとっては当たり前の習慣になっています。
だから今の私の気持ちは、
「やってよかった」と「これで本当によかったのかな」
その両方です。
まだ一年。
この先、息子がどこまで大きくなるのか。
そして、いつかこの治療を振り返ったときに、私はどんな答えを出すのか。
まだまだ時間がかかるこの成長記録、のんびり育てていきたいと思います。