何度も書いてますが。
中学の頃、辛辣なイジメを受けました。
はっきり言って、ここでは書けないレベルのものもたくさんありました。
そうでなければ、不登校にまでなりません。
異常なほどの容姿コンプレックスの原因は、ほぼ間違いなく、中学時代に9割形成されたと自分では思ってます。
それは当時、男女問わず、色々言われたりされたからです。
つまり男子だけが原因ではないって事ですが…
大人になってから、時々言われる言葉があります。
「もしかしてあなた、男嫌い?」
そう言われたら、「そうかもしれませんね」と返答しています。
時々「どうして?」と理由を聞かれます。
もっとも聞いた側は、私の軌跡なんて知る由もないし、私もいちいち話したりしない為、深く考えてないのでしょうが。
なので、「まぁ…中学時代に男子に色々やられましたから」と答えていました。
ある時。
ある女性に、男嫌いを指摘されたから、「まぁ中学時代に…」と話しておきました。
すると、
「本当はその男子、あなたの事が好きだったんじゃないの?」
「からかっただけだと思うよ?」
と返しました。
いや、それは100%あり得ない、絶対ありえない
しかし私がそれを主張しようにも、彼女は「違う、違う」と笑って聞き入れようとしなかったため、やむを得なく、
「中学時代に男子にされた事」をざっくり話しました。
…彼女の笑いが止まりました。
お酒が入ってほんのり赤くなっていた顔も、さーっ……と血の気が引いているのがわかりました。
というよりも、その場所の空気が変わりました
(微妙な空気にしちゃってゴメン💦)
私自身も話しながら、自分の顔が明らかに歪んでいたのがわかりました。
「…それで私、学校行けなくなったんですよ」と言うと彼女は、
「…それは行けなくなるよ」
と、ぽつり静かに呟きました。
また中学時代は、容姿コンプレックスに拍車をかけるある事があり、わたしはその影響で、しばらく鏡を覗けなくなりました。
その原因はクラスの女子でしたが。
それで美容院にも行けなくなりました。
美容院の大鏡に、自分の姿が映し出されるのが、我慢ならなかったし、屈辱的だったからです
…なんとそれで、3年間美容院に行けなくなっり、髪は自分で切っていました
高校を卒業してから。
3年以上ぶりに美容院に行き、髪をばっさり切りました。
「もうこれまでみたいな人生は嫌だ!
人生変えてやる」と誓いました。
だから大学も、中高生の頃の嫌な人が来ないであろう、山奥の小さな学校を選んだわけです
大学生になってから。
地道にストレッチや筋トレをマイペースに続けていた効果が出て、大学生活の4年間で、体重はピーク時より10キロ以上痩せました。
19歳からメイクを始めて、以前よりは少しだけ自信を持てました。
大学には、メイクのやり方をアドバイスしてくれる子もいたし、服を褒めてくれる子もいました
周りに恵まれていたのでしょうね、間違いなく
少し自信がついたからか、彼氏もできました。
彼氏は、「小学校時代にいじめられていて大変だった」、という人だったから、価値観が合って、長続きしたのかもしれません。
それでもふとフラッシュバックする、昔の記憶。
いま、こんな楽しいのに、なぜ嫌な昔の記憶をリアルに思い出すのでしょう…
それが、わたしの「脳の特性」と知ったのは、昨年の事でした。
昨年、ASDだとわかり、これまで自分でも違和感のあったことすべてに納得がいきました。
嫌な記憶を鮮明に記憶し続けてしまう事が、私の特性だったわけです。
これをもし勉強に活かせたら、一流大学に行けたかもしれない…それ程の記憶力なのです
…うん、この記憶力を、「嫌な事」を記憶するためではなく、「良い事」を記憶するために使えたら良いのに、ね。
だからわたしは今、「楽しい」「嬉しい」を鮮明に記憶するために、写メを撮っているわけです。
写真があれば、「楽しい」「嬉しい」を忘れずに覚えていられるから
決して「過去にしがみつく」という意味ではなくて…
辛くて苦しくてどーしようもない時、楽しい事を思い出す事で、優しい気持ちになれるからです。
また、その「楽しい、嬉しい記憶」を、未来に生きる活力に繋げられるはずですから
例えばコンサートに行った時の会場の写真を見ると、「またコンサート行こうかな」と考えてチケットの手配ができます
水族館の写真を見て、「今度は行った事ない水族館に行きたいな」と思い、色々調べて計画を立てる事もできます
楽しい時に撮った写真があると、楽しい記憶が鮮明に蘇ります
写真は過去の自分がいまの自分にくれる、タイムカプセルのようなもので、それは未来の自分と出会うためのエネルギーのようなものである、と勝手に考えているわけです
未だに、昔の嫌な記憶が蘇ってしまいます
これ、ほんとどうにかならないものかな
そしてその嫌な記憶が、思いもよらぬ場面で影響が出てしまっているから、困っているわけです
「対策ノート」でも作ろうかな
人それぞれ性格が違うように、発達障害もそれぞれ。
最近では女性が「自分のトリセツ」を書いているようだけど、わたしも「自分のトリセツ」、作ろうかな(笑)