(2からのつづき)



私が通っていた前の病院は、今年から社会医療法人の認定を受け、新年早々、新聞にでかでかと載っていました。

社会に貢献してゆきたい……と。聞いて呆れます。

当時の私の主治医は、うつ病やストレスをテーマにした講演会で講師としても活躍中です。

しかし、前の病院ではこんなことがありました。私の知っている限りでは、4人の女性が突然死、事故死をしているのです。

一人は突然の心肺停止。

二人目は入院中の自殺。

三人目は病院が経営するアパートで火の不始末から火事を起こし、眠剤を服用していた為、逃げ遅れ死亡。

四人目は病院の施設の階段から転がり落ち死亡。



4人とも全て、私の以前の主治医なのです。

私は事故死ではなく、薬の副作用によるものではないかと感じています。



また、病院に通院し始めた頃はスマートな体系だった人たちが、半年、一年経つと30キロ~40キロ体重が増え、皆、血糖値が上がったり、コレステロール値が上がったりしています。

実際私も30キロ近く体重が増え、血中脂肪が高くなりました。(私の家系には血中脂肪が高い人や肥満はいないので、薬の副作用である)

そして、回復していく人を見たことがない。




以前、自治体の医療相談室に病院の事を電話相談すると「個人病院の苦情は受け付けていない。裁判しかない。」と言われました。

その時思いました。だからやったんだ! 患者の弱みに付け込み、医者という立場を利用したのです。誰も自分に逆らう事が出来ないのを承知の上で……。

でも私一人が騒いでも、病気からくる妄想にさせられるのが現実です。家族が騒いでも家族までもが精神病にさせられるのがオチです。泣き寝入りなんです。

本当に悔しい。

死ぬほど辛いんです。でも離脱に苦しんでいる人達に何か力になれたら……。




思春期の揺れ動きや、個性の強さなんかで、薬を安易に処方する医者は大勢います。自分の身は自分で守るしかないなんて、おかしな世の中です。

ヤブ医者にあたった人は、残念でした~では済みませんよね。

逆に腕のいい精神科医に当たる確率は、宝くじに当たるようなもんです。



「よくここまで薬を減らした。よく頑張った。」

「この辛さに耐えられたら人生を生き抜いていける」

そう自分に言い聞かせて頑張っています。

報われない努力はありません。信じるのは医者ではない、自分の力です。

あせらずに減薬して5年後には断薬出来ていればいいな……と考えています。




以下は、私が前の主治医に処方された薬です。(他の薬も処方されていたと思うが処方箋やお薬手帳、薬の説明が全く無い病院のため詳しくは不明)



パキシル(パロキセチン)

(発売されてすぐの2000年頃だと思う。17歳で飲み始めて18歳の時に成人の一日の処方量を超える程服用、2006年から減薬し2009年に完全に断薬。)

セロクエル(クエチアピン)

(17歳の頃から服用。この薬も成人の一日の処方量ギリギリまでかなりの量を服用していた。2006年に減薬し2009年に完全に断薬。)

ワイパックス(ロラゼパム)

(前の主治医にイライラ時の頓服薬として処方された。18歳の頃から23歳頃まで服用。効いているのかいないのか全く分からないために、いつの間にか自然に断薬。)

セルシン(ジアゼパム)

(これは17歳頃に処方。23歳頃に自然に断薬。この薬も効いているのかいないのか…?といった感じの薬だった。)

レンドルミン(ブロチゾラム)

(前の主治医に「君、眠れているかい?」と薦められ服用。眠気が強く起きれなくなり1日中寝ていた。この薬は22歳頃に自然に断薬。)

ハルシオン(トリアゾラム)

(レンドルミンの副作用で朝起きれなくなり、昼夜逆転になったため、夜眠れるようにと処方された。結局、さらに朝起きれなくなり、昼夜逆転が悪化した。22歳頃自然に断薬。)

コンスタン・ソラナックス(アルプラゾラム)

(前の病院ではコンスタンを使っていた。17歳の頃に一番最初に飲んだのがこの薬だった。「一日3錠までなら飲んでいいよ。」と言われラムネ感覚で服用。そのために現在離脱症状に苦しめられている。現在減薬中。)

グランダキシン(トフィソパム)・・・自律神経調整のベンゾ

(18歳の頃に「緊張すると、手、足、脇汗が出ちゃう」と何気なく喋ってしまったら「汗が止まるいい薬があるよぉ~」と薦められ服用。結局汗は止まらず、ダラダラと飲み続けてしまい、現在離脱症状に苦しめられている。現在減薬中。)

現在の主治医からグランダキシンの離脱はソラナックスよりも強烈だとよく聞くから気をつけてと言われ、まさかと思ったが……おそるべしグランダキシン!死にかけます!パキシルよりも強烈だと私は感じました。本当に止められるのか不安です。

※本当にグランダキシンは危険です!減薬中の私が警告を出します!幻覚(黒い小さな虫が這う)や幻聴(玄関が開く音やチャイムが鳴ったような錯覚)激しい不安感、攻撃性、落ち込みがかなりきついので少しずつ漸減が安全です)。

ジプレキサザイディス(オランザピン口腔内崩壊錠)

(23歳頃処方された。副作用多いし余計に悪化した。薬剤師に訴えて1年くらい服用して断薬。)

リスパダール(リスぺりドン)

(「いい薬があるよぉ~」と薦められ服用して、すぐに気が狂いそうになり、体が硬直。まるでロボットのような動きになり、ソワソワが止まらないし、母乳が大量に出てびっくり。搾ったら30センチ位ピューっと飛ぶほどで、朝、夜と母乳を搾らなければ胸が張って苦しいために搾っていた。生理は止まり、体の痒みがひどく、主治医に訴えてもダメで、薬剤師に訴えて3ヵ月位で断薬。)

パーロデル

(前の主治医に薬の副作用止めと言われ処方されたが、目の充血や吐き気がひどく2008年に断薬。パーロデルは高プロラクチン血漿に出されるが、離脱症状が結構きつい。私もキツかった。※グランダキシン同様に案外軽視されているが、離脱に注意したほうがいい薬です。)

メイラックス(ロフラゼプ酸エチル)

(ベンゾジアゼピン短期間型の減薬を補助するために現在の主治医が2009年に処方するもあまり役に立っていない薬。主治医からは「余計に薬を増やしてしまい悪かった」と謝られた。現在減薬中。)



その他には前の主治医に

「もし、具合が悪くなったら病院に注射しに来れば治るし、楽になるよ~」と言われ、3回くらい注射をした。他の患者さんで当時29歳の女性は「毎日でも注射しにおいで~」と言われ、真面目に毎日のように注射をしていた。



薬の副作用から免疫力の低下が起こり毎日のように風邪薬を処方された。

2年間ほとんど毎日のように風邪薬を飲んでいたらカンジダ膣炎になる。

陰部が痒いから婦人科に行きたいと訴えると

「陰部が痒い時は石鹸でゴシゴシしっかり洗いなさい。不潔にしているから痒いのだ。」と真顔で言われた。(陰部を石鹸でゴシゴシ洗ったらどうなるのか知らない医者がいることにびっくりしてあきれた。)                              

                                      (つづく)