寄せられたメールを今日も掲載します。
ブログ拝見させて頂きました。
私も向精神薬によって人生が破壊されたと確信している者です。生きる希望も楽しみもありません。しかし、このまま黙って死ぬのは私の壊れた心が許せません。事例の一つとしてご活用頂けると幸いです。
まず、私は現在二十一歳の男です。初めて精神科に行ったのは十八歳の夏でした。
私は中学、高校と好き勝手やっておりました。もちろん勉強なんて大嫌いでした。
しかし親は頑固な学歴信仰者で、ことあるごとに勉強を強制してきました。
高校三年生になり、周りが受験のために勉強しだすと、私も特に目的意識なく漠然と勉強を始めました。ここまでお読み頂ければお分かりになると思いますが、私はお世辞にも利口とは言えない、はっきり言うとバカです。
そんな人間が自分の 能力を超えた学校になんか行けるわけはないのです。少し省略致しますが、親は時に呆れ、時に怒り、限界を超えた学校に行かせようとしました。
そんなことが半年ばかり続き、私は勉強というものに対して恐怖を抱くようになりました。幸い浪人することなく、某国立大に入学しましたが、結局は勉強に対する恐怖が消えず、ある時に不眠に陥り、精神科に通うことになりました。
前置きが長くなって大変申し訳ありません。これから私が受けた被害について述べさせて頂きます。まず、はじめに○○大学附属病院に行きました。今まで私が述べたことをそのまま医者に伝えると、診断は統合失調症となりました。
確信しています。これは誤診です。
そして出された薬は
エビリファイ24mg
ジプレキサ20mg
アキネトン8mg
睡眠薬
頓服でデパス
といったものでした。
私は勉強から解放されたためか、数日で急激に回復し、友人と遊んだりしておりました。
しかし、薬を服用しだして数日後、まず呼吸困難に陥りました。
電話で医者に相談すると、「精神的なもの」と一蹴。放置されました。
他にも真夜中に急激な不安を感じて目が覚めたり、口が左右に曲がり、もとに戻らないなど、それまでなかった症状がでてきました。
しかし薬は服用し続けました。
ある時医者に統合失調症ではないのではないかと聞いたことがありました。私も色々調べて、どう考えてもあてはまらないと感じたからです。しかし医者は、「典型的ではないが統合失調症」といって譲りません。
そして数ヶ月後、無性にイライラして少し物にあたることがありました。
あたるといってもなにも壊していません。
それを医者に告げると即入院。行動制限がかけられました。
入院中に心理テストが行われ、結果ムチャクチャなことを言われたうえでルボックスを処方されました。
ここからが本当の地獄でした。ルボックスを飲んで二日目、完全に眠れなくなりました。
次に猛烈な恐怖感、○○願望が襲ってきました。
すぐに病院に行くと、副作用を認めると思いきやなぜか対人関係のことを聞き出し、うまくいってないのだろうと決めつけてきました。
しぶしぶルボックスを中止することを認められ、止めるとその日から上記のようなことは一切なくなりました。
いい加減信用できなくなっていたので、病院を××病院に変更しました。
が、ここの医者の処方はムチャクチャでした。
エビリファイ24mg
ジプレキサ30mg
アキネトン8mg
ワイパックス10mg
リーマス二錠
アキリデン
アモバン
ルーラン
コントミン
といったものでした。
この医者は病名は一切言わず、ただ寝て寝て治すというのが口癖でした。
これからの一年ちょっとは最悪でした。
訳もないのに恐怖感が一日中襲ってきて、眠れもしない。薬を減らそうとしても許されない。それどころか反抗するのは病気の症状だと言われる。
私は、ここである行動をとりました。薬を全て、完全にやめたのです。それも徐々にではなく一気にです。これは大変危険でしょうが、もううんざりしていたのです。
すると、翌日から不安が弱まり、恐怖のあまりできなかった昼寝も、まともに見れなかったテレビも見れるようになったのです。
これが数ヶ月続きました。
そして現在どうなったかと言いますと、確実に薬を飲んでいた時よりは落ち着いております。しかし以前の全く健康だった頃のようにはいきません。薬を飲んでいた頃のフラッシュバックで物にあたったり、幻聴に悩まされたり、親を憎み、医者を憎み、今はひとりで生活しております。
幸い友人には恵まれております。
しかしやはり、何か人間に大切なものは確実に奪われました。もともとまともな考えなどもちあわせておりませんでしたが、いまの私の考えは危険極まりないものです。
はっきり言いますと、私は○のうと考えております。しかしその前に人生をぶち壊した奴らを○してやろうとも思っております。しかし、実行はしないでしょう。
親と連絡は途絶えておりますし、医者の名前など完全に忘れました。頭のなかで○し続けるでしょう。今は一切医療行為を受けておりませんし、今後受ける予定もありません。ただ早く○が訪れることを願って一日一日を過ごすのみです。この姿勢は誰がなんと言おうと絶対に変えません。
私のような人間の屑をこれ以上増やさないためにも、何かのお役に立てて下さい。心からご健勝をお祈り申し上げます。長文駄文失礼致しました。
このメールを読んだとき、私はなんだか無性に腹がたった。誰に対する怒りなのか……。
この方はまだ21歳である。それなのに……と思わざるを得ない。
絶望しないでほしい。でも、これほどの文章が書ける人である。きっと、大丈夫……。
メールアドレス
kakosan3@gmail.com