こんにちは
最近、最新映画を紹介するテレビ番組を見ていて、
引っかかる言葉がありました。
『アンナチュラル』と『MIU404』の世界線と交差する
ノンストップサスペンスエンタテインメント
『ラスト・マイル』
「世界線」という言葉。
「世界観」ではないの?
と思っていろいろ調べてみました。
すると、
シェアード・ユニバース
という言葉も見つかりました。
シェアード・ユニバース(共有宇宙、英: shared universe)またはシェアード・ワールド(共有世界、英: shared world)とは、複数の作家(または他のアーティスト)が独立して作品を提供し、その作品は単独でも成立するが、プロジェクト全体のストーリー、キャラクター、または世界設定を共有しつつ発展させるという、一連の創作物からなる架空の世界のことである。
つまり、文字通り“シェア(共有)された世界観”。
バラバラに見えていた物語や主人公が、
実は同じ世界の中にいたということで、
かつ、
複数の作家などによるもの。
シェアード・ユニバースの先駆けは
映画のマーベルシリーズの
『マーベル・シネマティック・ユニバース』
らしいです。
一方、『ハリー・ポッター』は、
J.K.ローリング一人が生み出す
シリーズなので
シェアード・ユニバースとは
言えないのだそうです。
そこで「世界線」
世界線 (せかいせん、 英: world line, 独: Weltlinie )とは、 零次元 幾何を持つ 点粒子 の 時空 上の 軌跡 を言う。 一次元、二次元幾何を持つ 物体 の軌跡はそれぞれ 世界面 (world sheet)、 世界体積 (world volume) と呼ばれる。
そのルーツは、
アインシュタインが提唱した
相対性理論にあったそうです。
しかし、
実際に使われているのは
ちょっと違う気が・・・
本来の意味はこういう学術用語のはずなんですが、どうやら、「シュタインズゲート」というゲーム(アニメ化された)の中で世界の一つの可能性を表す用語として「世界線」と言う言葉が使われ、これが広まり、パラレルワールド的な意味でつかわれるようになっているようです。
映画『ラストマイル』は、
監督:塚原あゆ子×脚本:野木亜紀子の最強タッグがおくる
『アンナチュラル』と『MIU404』の
世界線と交差する
ノンストップサスペンスエンタテインメント!
という紹介文があったので、
これはシェアード・ユニバース
ではなく
「世界線」が正しいらしい。
また本来の意味と違った
新語なのかと思ったら、
いろんなところで使われている
言葉のようですね。
背景が分かると
聞いていても耳障りにならない
気がします。
『アンナチュラル』も『MIU404』も
大好きだったので、
『ラストマイル』も期待大!
見てみたいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます