迫りくる悪夢に

いつの間にか飲み込まれて


迫りくる闇魔に

いつの間にか飲み込まれて


眠ってもうなされ

光を映すことなく


もがきながら


時を刻んていた

胸に刻んでいた


止まらない悪夢

終わらない闇魔


負のループの中

感情が動かなくなる


見えない手錠

見えない足枷


がんじからめで


時を刻んていた

胸に刻んでいた


十数年消えた幸せ

取り戻せない時間


生きることをやめよう

何度も考えた


まだ生き長らえている


悪夢を握り潰し

闇魔を踏み潰し


ゆっくりと眠って

たんさんの光を浴びる


そんな環境の中で


時を刻んでいきたい

胸に刻んでいきたい