子育てしながらの気付きの話です。
早生まれの子は同学年の子達の中で遅くに生まれた分、不利で負けやすく損なことが多いとよく聞きます。
それは仕方のないことだけど……、
できれば、少しでも遅れて生まれた差を小さくしたい。してあげたい。何とかならないかな。
私はいつもそればかりを考えていました。
でも、色々と考えれば考える程、
乳児期には余計なことをしない方が良い気がしてなりません。
良かれと思ってやればやる程、赤ちゃんの集中力が途切れるような気がしてしまう。
五感にも影響大のような気がしてしまう。
でも、自分の子ですし……、
思い切って、赤ちゃんの成長力を信じて試してみようと思いました。( •̀ω•́ )✧
離乳食でのトレーニングはしない。
ベビーマッサージもしない。
空気清浄機や加湿器を使わない。
除菌を徹底して無菌部屋にしない。
季節を感じないほど快適にし過ぎない。
保湿クリームや日焼け止めクリームを塗らない。
音楽を長時間聴かせない。
テレビをつけっぱなしにしない。
レジャーで長時間連れ回さない。
私が頑張ることは、
①授乳やオムツ替え、爪切りや沐浴等のお世話。
②自分の食事や健康に気を付けて良い母乳を出すこと。(偏食や飲酒喫煙は絶対に✕)
③穏やかで明るい雰囲気で、いつでも安らかに眠れる家庭環境。
以上、コレだけです。
コレって、
たかがコレだけだけど、されどコレだと私は思いました。
①は普通に頑張れば誰でもできることだけど、
②ができない女性はかなり多い。
③が難しい家庭もかなり多いと思います。
③については、私も夫と喧嘩せずにいつも仲良くできるかどうか……?(^_^;)
かなり努力しないといけないと思いました。
でも、ここを徹底的に頑張れば、じわじわと成長の差を縮めていけるのでは?と思いました。(๑•̀ •́)و✧
そうした努力をしてみて、
見た目には全然わからないけど、
娘はいつも穏やかで、夜泣きも少なく、お腹を壊すことも肌がカサつくこともなく健康で、確実に順調に育っている感じはしました。🌱
そして、娘の幼児期。
この時、私は園選びに失敗して娘にかなりのストレスを与えてしまいます。
でも、転園後に出会った男の子と毎日夕方まで遊ぶようになり、ここで勢い良く成長しました。
その年の秋、運動会のかけっこ競走。
ビックリすることが起こりました。
年少クラスでの体格差は歴然。
期待はしていませんでした。
そして、娘は私の方ばかり見ていてスタートに気付かず断然ビリのスタート。
私はカメラ越しに見ていて「あ〜あ。(早生まれだから)やっぱりビリか〜。」と思った次の瞬間。
さくらは猛ダッシュし外側から回り込み全員を一気に抜き去り1番にゴールしました。
( ˙ω˙ ) ……………。
え〜〜〜〜っ -(;゚ロ゚)-!
この時、初めて、娘の全力疾走を見た私。
娘の成長に本当に驚きました。
このかけっこ競走は、娘の成長力を信じて育ててきた結果が出た瞬間だったと思っています。
娘はこの時からずっとリレーの選手です。年に一度くらいしか全力疾走しませんが、今も普通の男子より速いです。
それともう一つ。
早生まれだからこそ、遅生まれより得なことがありました。
プレゴールデンエイジの運動神経を作るタイムリミットに間に合うことが多いです。
反対に、遅生まれだからこそ、気がついた時にはもう間に合わないという子も多かったです。
運動神経のタイムリミットに個人差はありますが、5〜8歳(プレ・ゴールデンエイジ)までに何とかしないと何年経っても習得できないものがあります。
娘は早生まれだったことで、それなりに色々な運動神経のタイムリミットに間に合ったと感じています。
先天性の運動神経も良かったのかもしれませんが、それプラス、後天性の進化も絶対にあったと思います。
最後に、
今はまだ小さいから、もう少し身体が大きくなってから子どものやりたいスポーツをやらせたいと思うママさんが多いと思います。
でも、運動神経に関してはタイムリミットがあるので注意が必要だと思います。
特にダンスが好きなお子さんの場合、
ターンはプレ・ゴールデンエイジまでに習得しないとかなり苦労します。
娘の周りのプレ・ゴールデンエイジに間に合わなかった子達は高校生になっても2回転くらいしか回れませんでした。
娘の習い事の話。
→ 娘の最初の習い事