すみません、今回はDWEカテとは全く関係ありません。
ただ、今回私が、この春小規模保育園を卒園して、認可保育園へと進級する3歳ダウン症娘の保活において、でくわしてしまった思いがけないトラブルについて、書かせてください。
(身バレも覚悟です)
昨年初夏から秋にかけて、小規模保育園を卒園する娘のために保活をがんばってきたわけですが、(この辺は障がい児ママさんならご理解いただけると思いますが、障がい児の保活というのはなかなか一筋縄ではいきません)はれて年があけた1月の後半、わが家にも無事にサクラ咲く、ありがたいことに第一希望の保育園への入園の内定通知書が届きました。
このときの喜びようと言えばそれはそれは自身の高校受験や大学受験のときと同様、涙がこぼれ落ちるほど感動したものでした。(当たり前です、働く母にとって子供の保育園入園とは一家の生活がかかっていますので)
それからは父は入園式用のスーツを新調、母である私も主役は娘であるとわかっていながらも少し華のあるブラウスを探したり、制服のない園だったため、娘にはフォーマルなワンピースを準備したりと春を心待ちにしながらの毎日を過ごしておりました。
ところが事態は一変、3月に入り、入園予定の保育園から新入生の保護者全員の説明会とは別に、私たち親子だけ別に面談がしたいと申し出がありました。
もちろんわが家は娘がダウン症であるため、初夏の見学時、申し込み時も一定の配慮が必要なことは告知済、その上で内定をいただいたのだから、きっと加配の先生の相談など、いろいろと打ち合わせがあるのだろうと思い、保育園を訪ねました。
すると園長先生、開口1番はっきりと、4月からのうちの娘の入園準備は整っていないとおっしゃいました。
母、困惑‥
困った顔した私を見た園長先生‥
もしかしたら4月は1日1時間ぐらいなら預かれるかもしれない。5月は1日2時間‥
なんとか夏にはお昼ぐらいまで‥
秋にはきっと加配の先生も見つかって1日預かれるかも‥
でも確約はできない‥と。
は??耳を疑いました。
もう3月入ってますけど??
4月は慣らし保育等でフルで仕事をすることは難しいかもしれないけど、無事に保育園は決まっています、と会社にも報告してますけど??
内定の意味、知ってます??
内定を受け取った以上、利用者側も他の保育園への申し込みはできないんですよ??
(ちなみにすでに2次募集の受付もとっくに終了してます)
そのときは娘も一緒に面談に訪ねているので、娘の手前大きな声をあげて怒りを爆発させることはできませんでしたが、黙って話を聞くことしかできなかった私の心の内は、想像を絶するものでした。
ちなみに自分は保育者としてはかなりの経験を持ち、なぜか障がい児の保育に関しても自信があるとおっしゃっていた園長先生‥
その後は聞いてもないのに運動療育やADHDの診断を受けたほうがいいなど余計なお世話なアドバイスの連発。(いわゆるクソバイスってやつです)
あなたはまず、施設の管理者として内定を出した責任をどう感じてらっしゃるの?
まともに預かれないと言う以上、内定を出すべきではなかったのでは?
だとしたら娘は第2希望や第3希望や、少なくともおたくの園よりはマシな保育園には采配されたかもしれませんよね?
内定を出してからでも1ヵ月以上、4月の入園まで1ヵ月を切った現在も人材の確保に関して何の着手もされていなかった様子。
すぐさまなにかの役に立つのであれば‥と療育手帳を差し出すも(もちろん入園申し込み時にもコピーを提出済)今渡されても‥と特に積極的に手帳の利用を見当していらっしゃらないようです。
完全にナメています。
もうね、内定から現在までの1ヵ月以上、娘の入園にあたりなんの準備にも着手しなかったことを詫びるでもなく、自身の保育園の抱えている人材に関する悩みなどをなぜか母である私に吐露、自分は何も悪くない、最後はお母さんこそ、なぜうちの保育園を選んだの?別に私は入園拒否しているわけじゃないのよ、ただ、準備の目処がたたないの、など常識外れにもほどがある発言を連発されていました。
そうですよね、そう言われてみればそうです。
確かに私には人を見る目がなかった。
こちらの園はわが家から徒歩2分と最短距離な上、見学時はうちの園は役所からお願いされればどんなお子様でも預からせていただきます、と口先だけで何も考えていらっしゃらない園長に完全に騙されました。
名前こそ出しませんが、都市部なら数駅に1つは必ずあるような有名保育園チェーンです。
はっきり申し上げてクソ対応です。
その後は一連の出来事を役所の福祉課にすぐに相談、もちろん役所の方も完全に予想外の展開に驚いて対応策をすぐさま考えてくださいました。(とは言っても時間にも、現在募集中の園にも限りがあるのでどこまでご希望に添えるかわからないですが、お母さんに非はないのでできる限り全力を尽くさせていただきますと現在もまだ走り回ってくださっています)
今、このクソ園長(暴言すみません)の社会人としてあるまじき行動のために、たくさんの人に迷惑をかけてます。(役所の方、今まだ募集中の保育園さん、幼稚園さん、私の勤務先)
唯一この件でよかったなと思えるできごと。
こんな無責任な園長のいる保育園にうっかり命より大切な娘を預けなくてよかった。
いつか絶対重大事故起こす園だと思います。
あとは娘がやはり軽度知的障がいありということで、今回のことでがっかりしたり傷ついたりしていないということ。
そしてすでにその園に通う近所のお友達に、ももちゃんも春から通うんだよ、と伝えていなかったこと。
3歳児と言えど健常児さんならある程度の理解力があり、娘の入園を伝えていたら絶対心待ちにしていてくれただろうし、それが叶わなかったらきっとがっかりさせてしまっていたと思います。
今回たまたま、わが家の件とはレベル違いに大変なことだけど、学校の願書提出ミスで、志望校の入学試験を受けれたなかったお子様がいらっしゃるというニュースを知りました。
自分で夢を持って勉強に励んでいた中学生のお子様の、志半ばで諦めざるを得ない状況に肩を落とす姿を見る親御様の気持ちを察するとその悲しみは計り知れません。
どうか子どもの未来に関わるお仕事をされている方、(決して全ての方が今回の園長先生のような方だとは思っていません)人手不足や、薄給や、激務なのは重々承知の上ですが、親は人生すべてをかけて子どもを育てています。
決してその尊厳を、軽んじることなく、従事されることを願います。
最後になりましたが、決して私はダウン症の娘の育児に関して、ネガティブなことを発信したくてこの記事を書いたわけではありません。
めったにあることではないと思いますが(むしろ絶対にあってはならないことだと思いますが)このようなことも起こり得ると、記録させていただきました。