今日から10月!!


ようやく秋らしくなってきた…かな?




秋といえば……ハロウィン紅葉栗焼き芋月見




読書の秋キラキラ


だよねウインク本




読書が趣味のMomoですチューラブラブ



といっても今は週に1〜2冊読むのが


精一杯ですが… 


 2週間に1度図書館で借りてきます!



昨日読了したばかりの


この作品が素晴らしすぎたのでシェアさせて…




角田光代さんの


ひそやかな花園ぽってりフラワーぽってりフラワーぽってりフラワー



何を言ってもネタバレになってしまうので


ここで多くは語れないのですが…



帯のこの言葉だけでも





光って見にくくてすみません…お願いアセアセ



角田光代さんといえば


紙の月



八日目の蝉


など、映画化された作品も多いですし


もちろんそれらも読みましたが


ハッキリ言って


これが角田光代さんの


最高傑作


だと私は思います…!!キラキラキラキラキラキラ




もう最初から引き込まれて


貪るように、ドキドキしながら読みました。



まず


テーマが凄い




帯にあるように


家族とは。親子とは。夫婦とは一一


そして最終的に


命  とは



といった根源的な問題に触れていますが


あぁこの先はネタバレになるから言えないの


超もどかしい!!笑い泣き


とにかく扱ってるテーマが…衝撃的。




そして


構成が凄い。滝汗



年代を追いながら


登場人物7人それぞれの視点から


物語が紡がれていくのですが


7人も居たら普通混乱しそうですよね。


でも全くそんな事はなく


ひたすら

先が気になって仕方ない…!



終始その気持ちに突き動かされ続け


一気に読めてしまいます!!お願い



この緻密かつ鮮やかな筆は


もはや匠の技…



こんなの


新人作家には絶対に書けないだろ…


と思わされる、冴え渡る熟練の筆です。


小説としての技、文章力がそもそもすごい。




そして…


圧巻のラスト…



…これ、どうやって終結するんだろう?


と思ったところからの


タイトル「ひそやかな花園」へと繋がる



美しすぎる世界…



ため息と涙しか出ない…。




言葉の美しさと、


それが表現できる小説というジャンル


ただただ心を奪われた、


至高の読書体験



をさせて頂きました。




角田光代さんの小説って


「八日目の蝉」でも思いましたが


本当にタイトルが秀逸です。




読了して初めて分かるその深い意味に


今回も唸らされました。




これ、2010年の出版なので


もう13年も前の作品なんですね。



13年前に読んでいたら


13年前の自分はどう感じたかな…。



とも思わされました。


子を持つ前と、後では


また


感じ方も変わりそうなテーマです。





とにかく




全員読んでくれ




本も相性とか好みあるの承知で言うけど


これは本当に素晴らしいから。


読んで損はさせないよ!ウインク


もし読まれた方いたら、コメント欄で

感想など聞かせてもらえたら嬉しいです音譜



小説家の凄さを思い知らされた


久々に心震えた名作でした。




こうゆう出逢いがあるから


やっぱり読書はやめられないねニコニコ音符