◇土曜 医師一名診療日
院長一名での診療のため、混雑が予想されます。
ご不便をおかけし大変申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
流行り廃りの早い世の中で
ことさらその傾向が強いのが美容医療業界
ボトックス注射は、そんな業界で数十年間生き残り続けている、数少ない治療のひとつです。
ボトックスの役割のひとつが、表情筋を強制的に「休め!」の状態にして、シワの進行を防ぐこと。
注射のバランスが悪いと表情が不自然になりますが、ある程度修正は可能ですし、何よりいつかは必ず注射の効果が切れるのも、安心感のひとつと言えます。
個人的に、ボトックスの良さはその優れたシワ進行予防効果にあると思っています。
人にはそれぞれ『表情のクセ』というものがあります。
繰り返しその表情を取ることで、皮膚はその都度折り畳まれますが、年齢に伴いしなやかさを失っていく皮膚には、その『折り畳みグセ』が刻まれることになります。
それはそれで『年輪』として受容していくのももちろんアリ。
しかし、出来れば必要以上に刻まれないほうがいいなと思うシワもあります。
それが眉間のシワ。
本人は上機嫌なのに
「怒ってるの?」
と言われたり
マザーテレサばりに優しくても
「なんか怖そう」
と思われたり
何かと誤解のもとになったりもします。
ボトックスを眉間に程よく注射すると、力いっぱい眉を顰めてもシワがよらなくなり、続けるうちに少し刻まれ始めていたシワも浅くなり、そのうち眉を寄せる筋肉自体が弱まって、シワを寄せるクセ自体が減ってくる傾向にあります。
例えば、こちらの患者さん。
当院へ、眉間のボトックス注射に通ってくださって5年半。
お示しするのは懐かしの5年半前、1回目のボトックス施術前の眉間です。
「力いっぱい眉間にシワを寄せてください」
とお願いしたときの写真がこちら
なかなかにモリモリの筋肉です。
こちらは上の方の同じ時期の安静時。
力を抜いているところ、なのですが
見えますか?
眉間にうっすらと、シワが刻まれている様子が。
手付かずのままにしたら、眉間の筋肉はさらにモリモリと成長し、シワはぐんぐん深く刻まれていく未来が、私の水晶玉に写りました(←嘘)。
しかし、5年半後の同じ患者さんの現在は、
眉間はトゥルンと平坦です
ボトックス注射前、力いっぱい眉毛を寄せてもらってもこの状態
明らかに、眉間にいた中山きんに君がサヨウナラしています!
繰り返しますがこちら、まごうかたなき「ボトックス注射前」。
ちなみに前回施術は半年前。
薬剤自体の効果は切れている時期でも、これだけいい状態をキープしていることがお分かりいただけるでしょうか。
この患者さんの場合、最初の1年間は4ヶ月に一度くらいの頻度でボトックス注射を繰り返していましたが、落ち着いてからは半年に一度の治療のみ。
そんな、ゆったりペースでもこんなにいい状態をキープできているのだから
上段: 初回治療前
下段: 今回治療前(前回から半年)
ある意味非常にコスパの良い治療だなあと感心します。
それもこれも私が「長持ちする治療が好き」だからで、それって経営的にはどうなん?て話もありますが
まあそれはさておき
やはりボトックスは良い治療ってことでファイナルアンサー確定だと思います。
眉間のシワが気になったら、ぜひ、美容皮膚科で相談してみてください。
◆てしまクリニックのボトックス治療◆(税込)
※アラガン社 ボトックスビスタ使用
上顔面1部位(額or眉間or目尻) 33,000円
《合併症》皮下出血、紫斑、疼痛
※当院での治療をご希望の際は『美容相談』の事前日時予約で受診してください。
※施術は診察で適応を判断してから、基本的に診察とは別日に予約をお取りします。