■てしまクリニック 7月の診療について
7/23(日)〜26(水) 夏季休診
上記期間、クリニックは休診いたします。
7/27(木)より通常通り診療します。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
今日の午後はこちらのオンライン勉強会に参加しました。
ダーモスコピーは、“ダーモスコープ”という特殊な拡大鏡を使って行う皮膚科の診断法のひとつです。
手軽に使えるのに、奥の深い世界を見せてくれるダーモスコープ。
皮膚科の研鑽を積んだ専門医の先生にはもちろん遠く及びませんが、私もほくろやシミの治療をする人間として、勉強の機会は心掛けて持つようにしないとなと思っています。
勉強会では、悪性黒色腫をはじめとする皮膚悪性腫瘍の診断ポイントはもちろん、炎症性疾患などについても解説があり、初学者にも役立つ内容が満載でした。
が
私が特に気になっていたのが、勉強会のプログラム内でひときわ異彩を放っていたこちらの演題
【マダニ刺症の一例 ダーモスコピーによる診断方針の決定】
ダーモスコピーで…マダニ?
と怖いモノ見たさ込みで拝聴いたしました。
内容は、
- マダニの生息範囲
- マダニの種類により異なる、マダニが媒介する感染症
- ダーモスコピーでわかるマダニの種類の鑑別
- マダニの種類による治療時の注意ポイント
などなど。
大変勉強になりました。
夏はアウトドアでマダニを拾いやすい時季です。
都会のど真ん中の当院でも、「拾ってきちゃった」患者さんが受診されることが、少ないながらあります。
夏本番前に貴重な情報を知ることが出来て良かったなあと思いつつ
できることならあまりお目にかかりたくは無い(←虫苦手)
と正直な感想を抱いたりもしたのでした。
皆様もどうぞマダニにご注意を。
厚労省も絶賛注意喚起中です。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/_A2_pos_09.pdf