こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
都の緊急事態宣言発令中は自費診療を中止していた当院ですが
その間、問い合わせが多かったもののひとつが
ピアスの穴あけ関連
ここしばらくピアスに関する記事はブログでも書いておらず
特に宣伝をしたわけでもないのにこの状況。
察するに、学校が長く休みになったり、バイトが急に無くなったりで
ピアスを開けるには好都合かも！
と考えるかたがたくさんいらっしゃったのではと。
「緊急事態宣言中は、ピアスの穴あけもお休みしています。すみません。」
と受付スタッフが申しあげると
「じゃあいつからやってますか？？」
と食い気味に質問されることも少なくなかったそうです。おお、前のめり
さて、問い合わせが多い、というスタッフからの報告を聞き、改めて現在のホームページを見直してみたところ
ピアスの説明、少な！！
と驚きました。
実は、うちのクリニックの現場では
ピアスの穴を開ける前も開けた後も
みっちり念入りに色々確認したり説明したりするのが当たり前
になっているので
まさかホームページがこんなにあっさりしてたとは思わなかったとです....
書いたの自分なのに、8年前だから忘れていました
余談ですが、
クリニックのホームページの文章を全部自分で書く医者って、希少種なんだそうですよ。
多くの場合はひな形をまんま使って体裁を整えるようです。
担当してもらった開業コンサルタントから
「え、先生全部ご自分で書かれるんですか？」
と言われて
だってどこのだれかが何の思い入れも無く書いた文章なんて気持ち悪くて使えるわけないじゃないですか
と普通にバッサリ斬り捨てたことを懐かしく思い出します
これを機会に、かなり自信をもって丁寧だと言える、当院のピアス対応がもう少し世間の皆様に伝わるよう
ホームページのピアス部分を近々改訂することをここに誓います
それに先立って当ブログでも、しばらくピアス関連の記事をアップしていこうかなと。
（そうすれば、HPの原稿にも流用できる！という目論見 
）
で、早速今日は
ピアス穴、こんな風に開けています
って内容で記事にしておこう。
① ご本人にお好きなファーストピアスを選んで頂きます。
てしまクリニックの穴あけ用ピアスはこちらのカタログをご参照ください
②ご希望の位置に医師が印をつけます。
「耳たぶのどのあたりに開けたいですか？」
とお聞きすると、一番多いのが
「え....ふ、普通の位置！
」
というお返事です 笑
医者のほうから質問されるなんて予想だにしていらっしゃらないのかもしれません。
ただ、ピアスの穴は、耳たぶの真ん中あたりに開けるか、ふち近くに開けるかでも印象は変わりますし
どんなアクセサリーを付けるのが好きか（小ぶりなもの or ボリューミーなものかetc）によっても開けるのに適した位置が変わります。
そのあたりの好みを伺っておくのはダイジ
もちろん、耳たぶの形は人それぞれなので、必要な時は私のほうからおススメの場所をお知らせします
中には、スマホで好きな芸能人の画像を見せて
「こんな感じに開けたいんです！」
とおっしゃるかたもいらっしゃいます。
美容室みたいで楽しいですね
③耳たぶを消毒して、穴を開けます
ピアッサーで軽く耳たぶを挟み、位置を固定したら
「１、２、３、はい！」
でバスン！！と穴を開けると同時にファーストピアスが装着されます。
ピアスの着いた耳を恐る恐る見た患者さんが
「あ....ついてる
」
と嬉しそうに笑ってくださる瞬間が、私はとても好きです
ただ、これだけは忘れないように心がけていることがあります。
幅広いお洒落を楽しむためのピアスですが
ピアスの穴あけ自体は医療行為です。
医者がピアス穴を作る以上、そのひとの健康を損なうものであってはならないと、私は考えています
そのために、穴開け前に必ず注意深く診察していることについて、次回書かせていただきます