STOP!スポーク損傷!! | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

 

 

こんにちは。

 

もものマークのクリニック 院長てしまですもも

 

 

学会に行っていたにしても

サボり過ぎじゃねーか

 

と言われても仕方のないブログアップ頻度ですみません。

 

 

気が付けば4月もすでに半ばを過ぎ

 

ゴールデンウィークも近づいてまいりました。

 

 

大型連休ともなりますと

 

パパやママの実家に帰省するご家族も

さぞかし多いことと存じます。

 

田舎のおじいちゃんやおばあちゃんも

 

かわいい孫の顔を見る貴重なチャーーーーンス音譜

 

と張り切ってお迎えすることでしょう。

 

 

都会に比べると

公共の交通手段はそれほど発達していないことの多い田舎町。

 

 

「ちょっとそこまで」

という外出で自家用車を使うことも少なくないけれど

 

やはり便利なのが自転車

 

 

ただ、この時に

 

必ず確認していただきたいことがあるのです。

 

 

それは

 

その自転車の後部座席


こどもを乗せる用の準備

してありますか???

 

 

ってこと。

 

 

 

私の住む地域では

交通網が発達しているぶん

自家用車を持つ人はとっても少なくて

 

自転車が生活の足って人が多数です。

 

小さいお子さんのいるご家庭では

前乗せの下矢印こんな自転車か

 

 

 

 

 

少し大きくなってからは後部の荷台に

下矢印こんな補助席を実装していることがほとんど。

 

 

 

 

 

ところが

 

 

普段、こどもと一緒に暮らしていないご実家では

自転車はあっても

上矢印のような装備がされていないことも多いのではないでしょうか。

 

 

そこで起こりがちな事故が

 

後部座席に乗ったお子さんが

かかとを後輪に巻き込まれる

スポーク損傷

 

 

ここ数年

てしまクリニックを受診するスポーク損傷のお子さんに

自宅で受傷した方はいらっしゃいません。

 

私の覚えている範囲で

100%が

おじいちゃんやおばあちゃんのおうちでの受傷

です。

 

 

スポーク損傷は

アキレス腱上やくるぶしといった

血行が不良な部位のキズであり

 

かつ回転する車輪のスポークで

ズダダダダダダダ

と繰り返し殴打されている傷であるため

受傷部位の皮膚のダメージが強いのが特長です。

 

つまり

 

とっても治りが悪い(泣)

 

 

これはもう、受傷しないに越したことはありません。

 

GW中

子連れで実家への帰省を予定されている親御さん

お孫さんを迎える予定のあるおじいちゃん、おばあちゃん

 

お子さんを自転車の後ろに乗せる予定があるならば

それなりのご用意があるかどうか

 

なにとぞなにとぞご確認のほどを。

 

 

まだ間に合いますから!!!

 

この記事、全力でシェア希望です。

皆様のお力添えのほど、よろしくお願いいたします。

 

 

■てしまクリニック 診療時間変更のおしらせ
2018年4月1日より 金曜日午後は手術・自費の施術のみの完全予約制になります。
保険・自費の一般診察は行っておりませんのでご注意ください。
※やけど、けがなど緊急を要する場合は、まずクリニック受付にお電話ください。