こども+熱いもの=やけど | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪


こんにちは。

もものマークのクリニック 院長てしまです




湿潤治療講座でよくお話しするのが

こども+熱いもの=やけど

の方程式。



しかも、こどもは経験値が低いゆえ

何が熱いかわかっていない。


親からすれば

フツーやらないだろそれ!!

と言いたくなるようなことも

平気でやらかしてくれます。



ガーン炊飯器の蒸気孔に手をかざす

ガーン湯沸かしポットのコードを引っ張って倒す

ガーンホットプレートで自分を焼く

ガーン母さんのヘアアイロンを引っ張って落とす

ガーン熱い汁物の乗ったお盆に下から頭突き


などなどなどなど
(ちなみに上は全て私が見てきた患者さんのごく一部)



「まさか、そこに手が届くとは思わなかった」

と嘆く親御さんの言葉もたくさん聞いて来ましたが

自分自身の子育て経験からも実感するのは

奴らは触りたいと思ったら
なんとしても触る

ってこと。
やってほしいことはやらんのに。



そして当然ですが

こどもって、成長しますよね。


なので

昨日できなかったことが
今日はできるようになっている

なんてことも、よくあります。

特にちっちゃい時ほど。


だから

「ぜったい手が届かない場所」なんて無い

くらいに覚悟しておくべきです。





後悔先に立たず。




オトナの知恵を総動員して

小さいこどものいる部屋からは

熱いものを排除してくださいませ。




そんなことを改めて言いたくなったのは

室内で行方不明になった飼い猫を

冷蔵庫の上で見つけたからです。

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年末には大掃除しない

と決めて放置した場所だよそこ。



ホコリだらけのシッポや足や肉球を雑巾で拭きながら


成長する生き物との攻防の日々を

久々に思い出した私なのでした。



小さいこどものパパさん、ママさん

健闘を祈ります。