こどもの傷~一生懸命なのはわかるけど~ | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

 

こんにちは。

 

もものマークのクリニック 院長てしまですもも

 

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てしまクリニックは「形成外科」を看板に掲げているので

 

傷の初期治療だけでなく

 

他院で受けた処置に不安を抱かれた患者さんが

セカンドオピニオンを求めて受診する

 

というケースも少なくありません。

 

 

それこそさまざまなケガや

さまざまな治療や対応を受けた患者さんがいらっしゃるので

一概にいうことはできないのですが

 

これって、どうなんだろう

 

と思うのは

 

親御さんが、こどものケガのことで一生懸命過ぎる場合。

 

わたしも親なので気持ちがわからないわけではありません。

 

できるだけのことはしてあげたいという親心も、わかります。

 

 

でも

 

明らかに疲れ切った表情のお子さんの横で

 

この傷の処置は正しいのか

今後傷跡は残るのか

どうすれば傷跡ができるだけ残らないようにできるか

残ったとしたらどんな治療法があるのか

 

などなどなどなど

 

延々と質問し続けるのって

なんか違うんじゃないか?

 

と思うのです。

 

そんなことより、この、明らかに疲れているお子さんの方を向いて

まずはゆっくり休もうね

と、言ってあげて欲しい。


 

 

その時その時おかれた状況で

決してベストとは言えない治療を受けざるを得ないときだってあるだろうけれど

 

それでも、それを必要以上に悔やむ必要ってないんじゃないかなあ。

 

ケガをしたのは仕方ない。

 

傷跡があろうがなかろうが

あなたはあなたで

大事なうちの子だよと

 

むしろ、伝えてほしいなあ。

 

 

そんなことを、時々思うのです。

 

そして、どんな状況に置かれても

傷の治療に対する、ある程度の基礎知識を持っていたら

きっと心強さも違うんじゃないかな、と思うから

 

聴いてほしいな、湿潤治療講座。

 

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2017年7月29日(土)15:00~16:30

会場:文京シビックセンター 3階会議室1&2
参加費無料
申込制 定員50名


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